印刷インキ世界トップシェアの化学メーカー・DIC株式会社は、2025年1月15日(水)より、吉岡里帆さんを起用した企業ブランドCM「DIC岡里帆」シリーズの第6弾を公開しました。
より便利で快適なデジタルライフに欠かせない「ケミトロニクス材料」をCMのテーマに、吉岡さんは、化学が好きで好きでたまらないDIC岡里帆(ディーアイシーおか・りほ)というキャラクターを演じました。これまで5年間続いてきたシリーズですが、今回はDIC岡里帆が「AI DIC岡里帆(エーアイ ディーアイシーおか・りほ)」に進化して登場。
吉岡さんにとって人生初めての経験であるAI生成用ボイス収録の様子をはじめとする、撮影風景が公開。
インタビューでは、吉岡さん自身が最近進化したことや、1月15日にお誕生日を迎えるにあたって新しい1年への抱負、挑戦したいこと、この冬頑張りたいことなどについて聞きました。
生成AIで不思議な言葉を淡々と読み「新しい扉が開いたな、進化したな」
撮影終了後の吉岡さんにインタビューを実施しました。今回初挑戦となったAI生成用ボイス収録の感想や、2024年への振り返り、2025年の抱負、今後挑戦したい役柄、この冬頑張りたいことなどについて語っています。
―「AIの進化」がテーマのCMで、これまでのDIC岡里帆さんが「AI DIC岡里帆さん」に進化しました。吉岡さんが最近進化したこと、または進化させたいことはありますか?
今回の撮影で私のAI生成で作った声で、色んな人たちの夢を応援する企画(特設サイト「AI DIC岡里帆」)があるんですけれど、その収録が生まれて初めての経験で。
ナレーションや声優のお仕事など、声の仕事は色々経験してきましたが、(AI生成用のボイス収録は)あそこまで抑揚を抑えて音を録るとは知らなくて、結構衝撃的な撮影でした。
なのでそれは、新しい扉が開いたな、進化したなと思いました。すごく淡々と読むんですよ、不思議な言葉を。聞いたことがない難しい羅列の言葉や、全部横文字の言葉をAIになりきって録音するという、収録をしました。私も、聞くのが楽しみな反面、怖いです(笑)。
―1月15日は吉岡さんのお誕生日です。昨年のインタビューでは「2023年は本当に撮影に没頭する1年だったので、2024年は一旦落ち着いてもいいかな…と思わせといて、またバリバリ働きたい」と仰っていましたが、達成できましたか?
もう、そのものになりましたね。
2024年はお休みをちゃんと取ろうと思って、ずっと夢だった海外旅行、いくつか行きたい場所があったので行かせていただいたのですが、まとめて休みを取ると、やっぱり帳尻を合わせるように仕事が(笑)。
後半は仕事をするというスケジュールになっていたので、休ませると思わせてバリバリ働きました、2024年も。
―海外旅行はどちらに行かれたのですか?
メキシコに行きました。タイにも行きました!ずっといつか行けたらいいなと思っていたので、念願は叶いました。
2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」ヒロイン決定、
日本史を勉強しながら“時代の旅”をして、実感をもって取り組みたい
―2025年への意気込みも教えてください。
2026年に大河ドラマに初出演させていただくので、その撮影が2年弱くらいあるということで、とにかく健康に!
それと、心を健やかに保つということと、あと…時代ものなので、改めて日本史を勉強したいなと思っています。
―2025年への抱負を漢字一文字で表現するとしたら、何でしょうか?
「旅」です。2024年は海外旅行に行ったこともそうですし、大河ドラマのことも併せてなのですが、プライベートで旅をする楽しさも知れたし、時代ものを2年間弱撮影するって、もう“時代の旅”だなという感じがすごくするので。
戦国時代に思いをはせて、旅をするように、ちゃんと自分ごととして実感を持ってお芝居に取り組みたいなと思っています。
時代を旅してきます。DICでは未来に行っている感じがするので、過去と未来を行き来できるように頑張ります。
―日本史の勉強も、吉岡さんにとっては新たな挑戦でしょうか?
学生時代はもちろん、科目にあったので学んでいましたが、大人になって改めて、しかも自分の仕事のために勉強するというのはこれまでやってきてなかったので、楽しみです。
笑ってもらえるような関西人の役を演じられたら
―他にも2025年、お仕事・プライベートで特に挑戦したいことはありますか?また、今回のCMではAI役を演じられましたが、今後挑戦したい役があれば教えてください。
先日タイに旅行に行った際に初めてパラセーリングに挑戦しまして、めちゃくちゃ楽しかったんですけど、一瞬すぎて(笑)。もう一回、ちゃんと実感を持ってパラセーリングに再チャレンジしたいです。マリンスポーツを色々やってみたいなと思っています。
今後やってみたい役柄は、私自身が関西出身なのですが、なかなか関西弁で話す役柄をやってきていなくて。地の言葉を話せる機会がもしあるなら、地元の話や関西人の役を、笑ってもらえるような作品で演じられたらいいなと思っています。関西人の役はあまりやっていないのでしっかりとやってみたいです。
―関西人役を演じるとしたら、どんな物語が良いですか?
地元に帰ると、「ああ、地元のノリってこうだったな」みたいな、独特の関西人の面白いノリみたいなものを懐かしく感じることが多くて。懐かしいだけじゃなくて、今タイムリーに表現したいな、あったかい気持ちになるなと思うので…ヒューマンがいいですね。
―本格的な冬がやってきました。この冬やりたいことや、どのように過ごしたいかなどがあれば教えてください。
この冬はドラマに入っていると思うのですが、撮影に入ると外食やお弁当が増えるので、自炊を頑張りたいです。
自分でおにぎりを握って来たり、サラダを作って持って来たりしている女優さんに会うと憧れるので、真似して頑張りたいです。
料理はお休みだったらできるのですが、やっぱり撮影に入ると本当に帰りが遅かったりするので、ランチとか朝ごはんくらいは自分で作りたいなと思います。
―吉岡さんがAI DIC岡里帆にご自身の夢を話すとしたら、どんなことを送りますか?
海外旅行に行くぞと決めてから色んな国をリストアップしていて。
いちばん直近で、アルゼンチンに行きたいと思っています。
近々アルゼンチンに行こうと頑張っているので、なんとか行けていますように。
―化学への情熱溢れるDIC岡里帆さんを演じてこられましたが、今吉岡さんが情熱を注いでいるものは何ですか?
仕事です(笑)。シンプルに、ほとんど仕事のことしか考えてなくて自分でも怖いくらいなのですが、とにかく頂いたお仕事に対してまっすぐご期待に応えられるように、一生懸命自分磨きしたいなと思って過ごしています。
撮影風景
AI役として、グリーンバックを使用したコミカルな動きの撮影に全力で臨んでくれた吉岡さん。
AI生成用ボイス収録の様子
AI生成用のボイス収録にも初挑戦していただきました。
■プロフィール
吉岡里帆(よしおかりほ)
1993年1月15日生まれ。京都府出身。2015年、『あさが来た』でNHK連続テレビ小説に初出演を果たす。第46回 日本アカデミー賞主演女優賞、第49回報知映画賞助演女優賞を受賞。現在映画、ドラマ、舞台などジャンルを問わず活躍している。近作に映画『怪物の木こり』(2023)、『まる』(2024)、『正体』(2024)、ドラマ『ガンニバル』(2022)、『時をかけるな、恋人たち』(2023)、『忍びの家 House of Ninjas』(2024)など。待機作に1月19日より放送開始のTBS日曜劇場「御上先生」、2月7日公開の映画『ファーストキス 1ST KISS』、3月19日配信開始の『ガンニバル』シーズン2など。