地域によっては雨や雪による悪天候が続き、さらに厳しい寒さが気になる時期になってきました。
防寒を優先した結果、気が付くとモコモコ&もっさりファッションになってしまうことも。

今回は、雪や雨の足元が悪い中でもおしゃれを楽しむための防寒ファッションのポイントをご紹介します。
これからの雪に備えるほか、積雪の多い地域に旅行に行く方なども、ぜひ参考にしてみてくださいね。

インナーをあったか素材に

あったかインナーを忍ばせるのは、防寒ファッションの基本。
寒いと、つい重ね着をし過ぎてしまいますが、インナーで体をあたためることでモコモコを回避することができます。

長袖インナーのほか、レッグウォーマーや腹巻、スパッツやタイツなど、ボトムスの下に忍ばせられるものも重要です。
特に女性は下半身の冷えを感じやすいため、お尻から太ももは重点的に温めるのが◎

インナーは直接肌に触れるので、お肌のことを考えて優しい素材にするのがおすすめです。

靴は歩きやすさを重視しつつ、ショート・ミドル丈に

防水のロング丈ブーツはどうしても長靴に見えてしまいがち。
おしゃれ見えしやすいショート、ミドル丈を選ぶのがおすすめです。
雪が高く積もる中で長距離を歩くというわけではなければ、ミドル丈でも十分です。

おしゃれなブーツは大体、生活防水機能で心細いのですが、今注目の『ソレル』のブーツは、おしゃれなのに防水機能つきです。

こちらのクールな印象のサイドゴアブーツも、しっかり防水です。
また、靴底に溝も深めに入っており、しっかり地面を踏みしめることができそうですね。

色使いが可愛いこちらはスノーブーツ。
5cmのヒールでスタイルアップしつつ、滑りにくくアップデートされたソールは雪道でも安心です。
履き口のファーも温かそうですね。

パンツはスキニーなど細身アイテムを

モコモココーデを回避するには、「メリハリ」を意識することが重要。
上半身はダウンやファーコートでボリュームが出やすいため、下半身はワイドパンツよりもスキニーやタイトスカートなどの細身のアイテムにすることで、メリハリを出せます◎

ボリューム感のあるスノーブーツとも相性抜群ですし、裾をブーツにインすることで足首までしっかり防寒できます。

これだけ上に着こんでも、ボトムスがすっきりしていることで下半身はすっきりと見えますね。
スキニーのほど細身ではなくても、ブーツにインできる太さ&素材感だとメリハリを作ることができますよ。

また、ボトムスのなかにあったかインナーを履くのを忘れずに。

コートは防風・防水素材のダウン

コートはモコモコしているだけではNG。
防風・防水素材で風や水を通さないことも重要です。

とにかく温かさを重視するなら、スポーツ・アウトドアブランドのアイテムがおすすめです。

『コロンビア』のジャケットは、裏地に熱反射保温機能が搭載されており、あたたかさが持続します。
防水透湿機能もしっかりしているので、雨も雪も大丈夫。

近年はアウトドアブランドのレディースラインも機能性だけでなくデザイン性も重視しており、ラインが美しいものも多い印象です。
コートは下に着る服の厚みにもよりますし、サイズ感が重要になってくるのでぜひ試着してから購入するのをおすすめします。

ファッションブランドから出ているダウンもとってもあたたかく、デザイン性が高いのが特徴。

こちらの『UNFILO』のダウンは、軽くて暖かいで有名なダウンブランド『TAION』とのコラボレーション。
ウエストが絞られたデザインでメリハリがあり、まるでワンピ―スのようで女性らしい上品な印象です。

しかし、アウトドア系ではないダウンの多くが「撥水」機能なので、長時間外に居ることがある方はやはりアウトドアブランドがおすすめです。
使用シーンに合わせて選ぶといいですね。

防寒&おしゃれは両立できる!

雪でも楽しめるファッションのポイントをご紹介しました。
雪の中でも安全に暖かに過ごせる機能性とおしゃれは、ある程度両立できます。

沢山の暖かアイテムが出ているので、インナーも含めご自身のファッションの好みやライフスタイルに合わせて選ぶのが◎
ファッション全体としてはメリハリと意識し、全身で着膨れしないようにするといいですね。

ぜひこの冬の参考にしてみてくださいね。