「BIJIN+」の今回の特集は、大人気モデルの樋場早紀さんへの一問一答(後編)です。

大学生時代にスカウトを受けたことをきっかけにモデルデビューした樋場早紀さんは、現在はモデル歴が約20年という豊富なキャリアを築かれています。
ビューティモデル・ファッションモデルとして、集英社『Mrisol』『MAQUIA』、小学館『美的』『Oggi』『Domani』、光文社『美ST』など数々の女性誌から常にオファー殺到で、センスのいい着こなしやメイクが映える端正なビジュアルは、幅広い世代の女性から憧れられています。

今回は、後編の21~40問を通じて、樋場早紀さんの美の価値観やお仕事への取り組み方などを教えていただきました。

女子力とは、ドキッとさせてくれる人♡モデル・樋場早紀の「○○とは」

Q21. 女子力とは?
ドキッとさせてくれる人

Q22. 可愛さとは?
素直な人

Q23. 美しさとは?
自分の好きなことにまっすぐなこと

Q24. 優しさとは?
相手を尊重して、受け入れること

Q25. 幸せとは?
生きるエネルギー

Q26. 愛とは?
生きる原動力

三枚目の愛されキャラ!?樋場早紀さんの人気の秘密

Q27.影響を受けたコンテンツは?
映画『Coda コーダ あいのうた』、絵本『僕は川のように話す』、『やっぱりおおかみ』

Q28. 目指している人物像(こんな風になりたい)は?
年齢にとらわれず、自分のスタイルを貫く人
オリジナリティがあり自由な表現ができる人

Q29. 今、注目している人や推しは?
ゾーイ・イザベラ・クラヴィッツ(米女優・モデル)

Q30. 強敵(ライバル)と呼べる人は?
(今でも過去でも)母。
敵わない相手として共鳴しています。

Q31. 周りからどう思われていると思う?
おっとり、変わりもの、三枚目キャラ。

――お会いするまでは、二枚目キャラだと思っていました。
中身はかなり三枚目キャラなので、実家に帰ったときにも母は「娘さんはモデルさんでしょ?」って聞かれても会わせたくないって言ってますね。物マネしたり変顔したり、ギャグを言ってウケを狙っちゃうので、イメージが違うって思われないようにしたいらしいです(笑)。

自然の流れを受け入れて感謝♡樋場早紀さんから学ぶ美徳

Q32. 普段の生活で大切にしていることは?
暮らしや物や人、全てに丁寧に接すること

Q33. 座痛の銘(好きな言葉)は?
行雲流水(こううんりゅうすい)

――「雲や川のように、執着することなく物に応じ、事に従って行動すること」という意ですね。
いつも自然の長れに沿っていたいなって思います。
物事に執着すると上手くいかないかったり、自我が強くなったりする気がするんです。
だから、なんでこうなったんだろうと受け入れることが大切だなと思って。
例えば自分の得手不得手があるわけなので、仕事も求められることを受け入れて応えて、まじめにやりたいなって考えています。
無理して逆行して違う選択をするよりも、自然の流れに身を任せてやっていくように、感謝しながら求められていることに答えていきたいですね。

好きにまっすぐに自由を楽しむ♡樋場早紀さんのこれまでとこれから

Q34. 20代にやっておきたかったことは?
バレエ

――大人になってからバレエを始める人も多いですよね。
実はバレエは、小学生の頃に公民館の町バレエでやっていて、とても楽しかったなって思います。
すごく美しいし肉体美を目指せますし、20代でリスタートしたかったですね。

Q35. 30代にやっておきたかったことは?
スカイダイビング

――絶叫系の乗り物が苦手とおっしゃっていましたが。
高所恐怖症だし、もちろん絶叫も苦手です。40代になるまでにやっておきたかったかなって(笑)。

Q36. 40代になってやってみたいことは?
クラシックギター

――また新しい趣味が増えますね。
音楽が好きで毎日音楽をかけているのですが、その時にクラシックギターをやりたいなと思います。
音楽のように心を動かす力があるものに片足を入れたいです。

Q37. 「趣味の陶芸」の魅力は?
無になれること、焼き上がったときの意外性などのワクワク感

――本格的に3年間続けられ、とても上手ですよね。
もともと器が好きだったので、創りたいなと思って始めました。唯一、無になれる趣味だなと。

友達とアトリエを借りてそこで陶芸をしていますが、一旦リセットされる感じがします。

Q38. 日本の「和」の魅力や、世界にもっと知ってほしいものは?
日本の手仕事の緻密性や技術の高さ

――陶芸を通じて感じられたことですね。
海外は大胆な作品のイメージですが、陶芸もそうですが日本の伝統文化は、基礎から一つずつステップアップしていく、緻密な手仕事だと感じます。

Q39. 「BIJIN+」でやってみたい企画は?
焼き物はもちろん染め物や織物などの体験

――陶芸以外の作品にもチャレンジされたいということですね。
やっぱり日本の手仕事に触れたいです。今はたくさん便利なものが溢れていますが、一つひとつ丁寧な手間のかかる工程が、今時間のある環境だからこそ大切にしたいなと思います。昔ながら伝統文化に携わる体験をしたいですね。

Q40. 「BIJIN+」の読者(樋場早紀さんに憧れている女性)へ一言
好きにまっすぐ、自由に楽しみましょう!

――「美しさとは」の質問でも同じご回答でしたね。
SNSを通じてたくさん情報がはいってきますが、焦ったり左右されたりせずに、もっと自由に楽しむのがいいなと思っています。私自身も自分の好きなものにまっすぐいこうって、自分に言い聞かせています。

ナチュラルでまっすぐなキレイな心や、相手を楽しませようといった愛されオーラは、樋場早紀さんのキュートな表情や美しさの要素として伝わってきます。
後編の20~40問もご回答くださり、長時間、本当にありがとうございました。

BIJIN+ GALLERY

撮影:勝吉祐介(ピースモンキー)
ヘアメイク:木部明美(ピースモンキー)