メイクの完成度を左右するメイクブラシ。
同じアイテムでも、どのブラシでどのように塗ったかによって、仕上がりが変わってきます。
そこで今回は、美容系ライターである筆者が、自分で使ってみてよかったものや、周りのライターにおすすめされたものなど、イチオシのメイクブラシをまとめてみました。
使うだけで、普段メイクを格上げできるアイテムばかり。
メイクにマンネリを感じている方や、さらにメイクを楽しみたい方はぜひ参考にしてみてください。
コンシーラーブラシ
コンシーラーブラシは、ベースメイクの完成度を一気に格上げしてくれるアイテムと言っても過言ではありません。
直塗りよりも調整がきき、厚塗りを防げることと、細かい部分も簡単にカバーできるようになるので、不器用さんでも美肌を作ることができます。
周りで人気ナンバーワンなのが、資生堂の「ＴＳＵＴＳＵ ＦＵＤＥ コンシーラーブラシ」。
丸みのあるフォルムで、細かい部分にもしっかりコンシーラーをフィットさせることができます。
毛の密度がしっかりありつつ、柔らかい質感なので肌あたりが良いのも魅力です。
クマや小鼻の赤み、ニキビのカバーなど、幅広く使えます。
少量のコンシーラーでもしっかり馴染ませてくれますし、指で馴染ませるよりも格段にキレイに仕上がりますよ。
他にも、個人的なおすすめは、白鳳堂の「コンシーラーブラシ 丸平 G５１６」です。
こちらは資生堂のものよりも細めで、平筆のタイプ。
リップブラシくらいのサイズ感で、ピンポイントでカバーできます。
毛質は、ハリが強めなので、均等な厚みで塗ることができますよ。
また、目尻や小鼻の横などの細かい部分に塗りやすく、つけすぎることがありません。
私はブラシで塗って馴染ませた後に、さらにスポンジで叩き込む順に使っています。
ファンデーションブラシ
リキッドファンデーションは、手やパフよりも、ブラシで塗るのがおすすめです。
毛穴が目立ちやすい方でも、ブラシで乗せるとフラットに見える場合もあります。
資生堂の名品ブラシ「ファンデーション ブラシ １３１」。
2,000円を切るお手頃価格にもかかわらず、その実力は確かです。
学生の頃からもう何本使ったかわからないくらいの愛用品で、周りでもほとんどの人が一度は使ったことがあるアイテムでした。
短めに斜めカットされた、しっかりした質感の毛が特徴。
このブラシでファンデーションを乗せると、しっかりフィットして、均一なつるんとした肌を作ることができました。
ファンデーションが厚塗りになりがちな方は、ぜひ一度使ってみてください。
シュウウエムラの「ツヤ 55 ファンデーション ブラシ」は、とにかくやさしい肌あたりが魅力。
肌あたりが優しく、敏感肌の人にもおすすめです。
大きめのブラシですが、細い毛が密集していること、ブラシの形が花びらのようにくぼみがあることで、目元や鼻横などの細かい部分にもフィットします。
また、大きめなので一気に広範囲を塗ることができ、朝の忙しいメイク時間を短縮してくれますよ。
アイラインブラシ
アイラインばっちりのメイクよりも、ぼかしたふんわりとしたニュアンスメイクが主流になりつつある昨今。
しかし、アイラインを引かないとぼんやりとした目元になってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、アイシャドウの締め色でラインを引くこと。
目元を強調しながらも、優しい印象に仕上げてくれます。
その際におすすめなのが、SNSでも大人気の「ＫＡＴＡＮＡ ＦＵＤＥ アイ ライニング ブラシ」です。
こちらは、個人的な今年のベストバイアイテム。
初めて使ったときの感動は忘れられません。
引きやすさと仕上がりが全然違います。
硬すぎず、でもしっかりとコシはあるため、軽く引けて、ひと塗りでほどよい濃さに。
ある程度硬さのあるブラシながら、肌あたりは優しいので、デリケートな目元にも安心です。
斜めカットなので下瞼の細いラインもキレイに仕上がります。
眉ブラシ
眉ブラシは、仕上がりを左右するだけでなく、よいアイテムを使えば時短にもなります。
アイブロウパウダーに付属しているものも優秀なアイテムが多いのですが、さらにキレイに時短で仕上げたい方は、別で購入するのがおすすめです。
フーミーの「アイブロウブラシ 熊野筆」は、他に比べてボリューム感のある毛質が魅力。
アイブロウ用にしては大きめのサイズ感で、一気に広範囲を書くことができます。
フーミーの公式では、アイブロウペンシルを使わず、このブラシとパウダーだけでふんわりとした眉を作る方法が紹介されています。
何度かすべらせるだけで、とてもキレイにふんわりとパウダーが付くため、簡単に今っぽい眉になれるのが魅力です。
プチプラブラシで有名なロージーローザの「ダブルエンドアイブロウブラシ スマッジタイプ」も、大きめなブラシです。
700円台というお手軽さですが、お値段以上の働きをしてくれます。
お試し感覚で買ってみたらよかったため、愛用していると言う友人も。
フーミーよりも全体の毛量がすくなく、コシがあるので、ナチュラルだけど細めの眉を書きたい方にもおすすめ。
眉尻までしっかりと書くことができます。
優秀メイクブラシで仕上がりをワンランクアップ
メイクを格上げしてくれるメイクブラシをご紹介しました。
ベースメイクもポイントメイクも、ブラシの種類によって仕上がりは全く変わってきます。
いいブラシは使い心地が良いものばかりなので、メイク時間をさらに楽しいものにしてくれるかもしれません。
今の仕上がりに満足していない方も、マンネリ化している方もぜひメイクブラシを変えることを検討してみてくださいね。
