梅雨時期になると、湿気によりいつもより気になってくる髪のうねり。
特に、生えグセのうねりは厄介で、髪をまとめてもカバーしにくく、ノーセット感が出てしまいます。

今回は、生えグセのうねり対策を、お家でできるケアから、美容院で受けることができる注目技術までまとめてみました。
生えグセでお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

生えグセによるうねりが気になる部分とは

生えグセによるうねりは、人によってさまざまな部分に出てきます。

・前髪
・つむじ
・襟足の浮き

などの部分が、気になっている人が多いのではないでしょうか。

筆者も一年中つむじのうねりが気になるのですが、特に梅雨時期には朝起きた時にクセが強くなり、直すことが大変になります。
どの部分も、伸ばしたり結わいたり、留めたりすることで、ある程度目立たなくすることはできますが、梅雨でも好きなスタイリングを楽しみたいですよね。

日常でできる生えグセ対策とは

クセを出さないようにするには、日常の対策が大切。

シャンプーをして、髪がしっかり濡れた状態でドライヤーをするのが基本です。
クセがある場所は、頭皮を指で軽く前後左右に擦りながら、根元から乾かします。
ドライヤーを当てる角度も、さまざまな方向に変えていくのが重要です。

続けていることで、クセが目立ちにくい仕上がりが見つかるはず。

ポイントとしては、ドライヤー前に乾かし過ぎないこと。
お風呂上りに放置しすぎると、乾いた部分からクセが出てきてしまいます。
乾いてしまったら濡らしなおして、ドライヤーをします。

また、朝に寝ぐせ直しとして行う際も、しっかりと濡らして地肌を擦り、クセを整えてからドライヤーをしましょう。
クセが整えられており、ちゃんと髪が乾いていれば、沢山汗をかいたり雨に濡れない限りキレイなスタイリングが続きやすいです。

それでも日中には基に戻ってしまう方は、自分の生えグセと、対処する乾かし方を美容師さんに聞くのもおすすめ。
どの部分がどの方向にクセがあるのか、しっかり説明してくれるはずです。

ヘアスタイルで対応する

しっかりドライヤーをしても、どうしてもクセが出てしまう、朝の時間をできる限り短縮したい、という方はヘアスタイルを自分の髪のクセに合わせたものにするのがおすすめ。

前髪の生えグセが気になるなら、前髪を重めにするのも一つの手です。
今は軽めのシースルーバンクなどがはやっていますが、生えグセによるうねりが目立ちやすいスタイル。

クセによっては重め前髪にすることで、前髪の割れが気になりにくくなることもあります。

また、いっそのことパーマをかけて、生えグセのうねりもスタイリングの一部にしてしまうのもおすすめです。
特にショートカットの方は、パーマとクセが馴染みやすいですよ。

他にも、縮毛矯正や酸熱トリートメントでよくなる場合もあるので、美容師さんに相談してみるのが◎

新技術「ヘアリセッター」に注目

生えグセを解消するための注目技術「ヘアリセッター」。
さまざまなメディアで取り上げられていますが、まだ取り扱っている美容室も少なく、知名度もそこまで高くない印象です。

具体的には、専用のハサミで、生えグセのうねりの原因となっている「絡まり」を解いて整える施術です。

1つの毛穴から数本の髪が生えていますが、髪はまっすぐではなく四方八方に向かって生えており、それらが絡まることで、生えグセが強くなると言われています。
その絡まりを取ることで、クセが目立たなくなるとのこと。

個人差はありますが1~2か月ほど効果が続くと言われており、美容室に行くたびに施術をすることで、生えグセの悩みから解放されるかもしれません。

デメリットとしては、まだ一部のサロンでしか行っておらず、特に都心部以外ではメニューのあるサロンを見つけるのが大変かもしれません。
また、サロンの設定価格や施術範囲によってお値段も幅広いので、しっかり調べてから挑戦してみてください。

生まれつきの髪質を変えるものではないので、完璧にサラサラストレートになるわけではありませんが、ピンポイントで一部の生えグセが気になっている方は、この梅雨時期だけでもやってみるのもいいですね。

生えグセ対策で、どこから見ても自信のあるヘアスタイルに

生えグセのうねり対策についてご紹介しました。

基本は丁寧なドライヤーによる日常ケアが重要ですが、特に気になる場合は美容室で相談したり、クセに合わせたスタイリングに変えたりするのも手です。
また、注目技術のヘアリセッターも試してみたいですね。

しっかり対策&ケアをして、この梅雨を乗り切りましょう。