透明感のある美肌や、スッキリとした美ボディを手に入れるためには、身体の巡りを良くすることが基本です。
血流の流れが悪く、身体の巡りが悪いと、いくら外側からのケアを頑張ってもなかなか効果が出ないもの。
血流が良いと、それだけで顔のくすみが取れて明るくなり、身体も流れが良くなり、不要な老廃物を外へ出しやすく、溜め込みにくい美しい身体へと改善しやすくなります。
今回は、美容と健康のために欠かせない血流促進について、巡りを良くするためのおすすめの方法をご紹介します。

血流が悪いとどうなる?

血の巡りが悪いと、冷え性やむくみ、肩こり、首こり、肌荒れ、自律神経の乱れ、眼精疲労、生理不順など、さまざまな不調を招いてしまいます。
また、血流が悪いことで、食事などから摂取した栄養分が体の隅々まで行き渡らず、老廃物が体内に蓄積されやすくなるという悪循環が起こってしまいます。
老廃物を溜め込みやすい身体、つまり太りやすく痩せにくい体質になってしまうということです。
美肌のためにもダイエットのためにも、健康維持のためにも、血行の流れは、無視できないとても大切なポイントと言えるでしょう。

いますぐできる基本の習慣「こまめな水分補給」

血行促進を促し、巡りの良い体に整えるためには、こまめな水分補給を怠らないことがとても大切。
汗をかいたり運動をしていると、積極的に水分補給をしていると思いますが、脱水の自覚症状が起きにくい秋冬も、皮膚や呼吸により自然と水分は蒸発しているため、こまめな水分補給を意識的に心がける必要があります。
体内の水分が足りていないと、血液がドロドロになり巡りが悪くなるので、老廃物を溜め込みやすく太りやすい体になってしまいます。
水分補給を怠ると、お肌の内側からも乾燥を招いてしまうため、肌トラブルも起きやすくなります。
水分補給はお金をかけずにいつでもどこでも今日から始められるケアなので、1日1.5リットル以上のお水を飲むことを心がけましょう。

血行促進のためのおすすめ対策①「入浴の習慣をつける」

毎日忙しい方は、入浴の習慣がなく、シャワーのみでお風呂を済ませているという方もいるかもしれません。入浴は、血流促進のためにとても効果的な習慣です。
10分〜15分の入浴で全身の血の巡りを良くすることができ、代謝アップにもつながります。
ダイエットのためにも、美肌のためにも、免疫力アップのためにも、毎日しっかりとお湯に浸かる習慣をつけましょう。

血行促進のためのおすすめ対策②「気がついた時にストレッチを」

デスクワークやスマホやPCの使いすぎにより、長時間同じ姿勢で過ごしているという方も少なくないはず。
仕事中にしっかりとストレッチをする時間を確保することは難しいかもしれませんが、足を伸ばしたり、つま先を回したり、両手を頭上で組んで伸ばすなどの座りながらでもできる簡単ケアでも効果は十分得られます。
体が固まってしまうと血流も停滞してしまうので、数十分に一度は軽くストレッチをして、流してあげる意識を持ちましょう。

血行促進のためのおすすめ対策③「血行促進のツボを押す」

血行促進に効果的なツボはいくつかありますが、仕事中でも電車などの移動中でも、いつでもどこでも手軽に押すことができるのが、手にある「合谷(ごうこく)」というツボです。
合谷は手の親指と人差し指の間のくぼみに位置するツボで、万能のツボと言われています。合谷を反対の手の親指でぎゅっと押して刺激することで、血行促進を促し、さまざまな不調を改善する効果が期待できます。

血行促進のためのおすすめ対策④「階段を使う」

血行不良は、日頃運動不足の方にとくに起こりやすい症状です。運動をする時間をつくるのはなかなかハードルが高いという方は、駅や建物内の普段の移動の際に、意識的にエスカレーターやエレベーターを使わずに階段で上り下りするように心がけましょう。
「第二の心臓」とも言われる下半身の大きな筋肉を使うことで血流改善の効果が期待できます。


無意識におこりがちな血行の不調。
血流を改善して体の巡りを良くすることは、美容の基本。お金と時間をかけずに実践できるケアばかりなので、血の巡りが滞っている自覚のある方は、今日から意識的に実践してみましょう。