連載「美人成果リレー」では、美の追求によって成果を獲得された方などを中心に、リレー形式でインタビューをしていきます。
今回、インタビューにお答えくださったのは、「ミス・インターナショナル2012」世界大会にて日本人として唯一の優勝(グランプリ)を果たされた、吉松育美さんです。
世界のトップに立った吉松育美さんですが、そこに至るまでには長年の血のにじむような努力がありました。
今回は、現在のご活躍の様子から、ミスコン当時のこと、世界一に輝く秘訣など、とっておきの情報を教えていただきます。
【美人成果リレー】プロフィール_#02

- 名 前:吉松育美(Ikumu Yoshimatsu)
- 生年月日: 1987年6月21日
- 出 身 地 : 佐賀県
- 身 長:170cm
- 職 業: 経営者/ミス育成講師/「ミス・インターナショナル」プロデューサー
- 趣 味: 汗活(よもぎ蒸し・運動)/腸活/ランニング/登山
- 特 技: ヌンチャク/乗馬
- 受 賞 歴:「Miss International 2012」世界大会グランプリ
- 経 歴:聖心女子大学(メディア英語)
吉松育美さんの現在:
「女性が自分らしく自由に」、世界を舞台に次の世代へバトンを


編集部:現在、どのようなご活動をされていますか?
吉松育美さん:日本で唯一の「ミス・インターナショナル」世界一という自身の経験を活かし、現在は「IYBビューティーアカデミー」を主宰しています。
ミスコンテストに挑戦する女性たちの育成・指導を行い、日本女性が世界で活躍するためのマインドや表現力、リーダーシップを伝えています。
編集部:後輩の育成のほかにも、会社経営をされているとか?
吉松育美さん:はい。また、映像制作会社を経営し、グローバルな視点でエンターテインメントと地域活性を結びつけるプロジェクトにも注力しており、九州の魅力を世界へ発信する映像制作や、メディアを活用した地方創生に取り組んでいます。
観光・旅館業にも携わり、インバウンドを中心に「本物の日本を。訪れる人の人生に残る体験」をテーマに、地域に根ざした滞在型の場づくりを展開しています。
編集部:幅広くご活躍されているなかで、核となる考えはなんでしょう?
吉松育美さん:女性が自分らしく輝きながら、もっと自由に、もっと世界へ羽ばたける社会を目指せるように考えています。
「ミス・インターナショナル」世界大会について:
24歳の最後のチャンス、努力は本当に報われる

編集部:世界の三大ミスコンの一つである「ミス・インターナショナル」でグランプリを受賞されたときのお気持ちを教えてください。
吉松育美さん:「ミス・インターナショナル」は、私にとって「これが人生最後のコンテストチャレンジ」と覚悟を決めて挑んだ大会でした。年齢的にも募集条件ギリギリの24歳。これ以上はできない、と思えるところまで自分を追い込み、努力を重ねて臨みました。
世界一が決まった瞬間は、「え、私が?」という驚きと同時に「努力は本当に報われるんだ」という想いが一気に込み上げてきました。
「世界一になる」という無謀とも思える目標を掲げてから、気づけば8年。続けること、諦めないことの先に、夢はちゃんと形になるということを、初めて心から実感した瞬間でした。
「ミス・インターナショナル」挑戦のきっかけ:
世界を目指した日本一の父の夢を、「美のオリンピック」で世界一を叶える
編集部:16歳で目標を掲げてから、8年の努力はすごいですね。そもそもコンテストにチャレンジしたのはどんな動機だったのでしょう?
吉松育美さん:私の父は、若い頃に陸上競技400mハードルで日本一になった選手でした。家には、父のメダルやトロフィーが並び、自然と「日本一」「世界」という言葉が身近にある環境で育ちました。父の夢はオリンピック出場。しかし、その夢は選考会で叶いませんでした。父の夢を知った私は、「父の夢を、私が叶えたい」と思うようになりました。
編集部:なるほど。競技や世界が近くにある環境だったのですね。
吉松育美さん:はい。一度は陸上でオリンピックを目指しましたが、現実は厳しく、その道は断念。そんな時に出会ったのが、ミスコンテストでした。「美のオリンピック」という言葉を目にした瞬間、このフィールドなら、日本代表として世界へ挑戦できるかもしれないと直感し、コンテストへの挑戦が始まりました。
「ミス・インターナショナル」世界一に向けて、3つの努力
1.「1位」にこだわり続けること
まずは「1位」へのこだわりです。これは、オリンピック出場を目指していた父から学んだことです。
オリンピック選考会で敗れた父、そんな父の中でできた教訓が「2位も3位も予選落ちと一緒」というものでした。つまり、1位とそれ以外の差は、とても大きい。だからこそ、私はどんな挑戦でも「勝つまで諦めない」という姿勢を大切にしてきました。ミスコンテストも同じです。順位がつく世界だからこそ、妥協せず、自分に負けない精神力を磨き続けること。それが結果につながったと思っています。
2.イメージを徹底的に描くこと
ずっとスポーツをしてきた私。小・中バレーボールで県の代表へ選ばれ、高校では陸上で100mH・走り高跳びで県優勝、というかなり体育会系で育ったという自覚があります。
幼少期からスポーツに打ち込み、試合前には必ずイメージトレーニングを行ってきました。
「できる自分」「勝っている自分」を何度も思い描き、その姿を自分自身に刷り込む。
日本一になる姿、日本代表として世界一になる姿も、夢に出てくるほど繰り返しイメージしていました。
そのおかげで、日常の中でも目標を見失わず、8年間努力を続けることができたのだと思います。その日々のイメトレが、日常でも自分の目標を常に意識することができて、目標を見失うことなく8年間ずっと努力できたのかなと思います。
3.行動して経験を積むこと
当時の私に圧倒的に足りなかったのは「世界を知る経験」でした。
留学も海外旅行も未経験のまま、世界一を目指すことに不安を感じていました。
そんな中で、小さな海外のミスコンテストに挑戦できる機会を得て、迷わず飛び込みました。そこで初めて、「世界で戦う」という現実を体感しました。自分に足りないものを理解し、行動し続けることで、応援者やチャンスは自然と集まってくる。そう実感しています。
「ミス・インターナショナル」世界一になって:
「自分の言葉」が、日本代表として責任ある「公の発言」へ

編集部:コンテストを経て、どのような変化がありましたか?よかったことは?
吉松育美さん:世界一になったことで、個人では経験できないような多くの機会をいただきました。
アメリカではオバマ大統領の就任式に出席し、ホワイトハウスでケリー国務長官との対談を行うなど、国際的な場にも立たせていただきました。日本では、東京オリンピック招致活動に関わり、オリンピック招致特別アドバイザーとしても活動しました。
また、内閣府主催の少子化タスクフォースでは最年少委員として参加し、20代代表として意見を発信する立場を経験しました。

編集部:素晴らしい体験をなさったのですね。人生は変化しましたか?
吉松育美さん:変化しました。一番大きな変化は、「自分の言葉」が、個人の意見ではなく、日本代表としての責任ある発言として受け取られるようになったこと。その経験が、今の私の生き方や仕事の軸をつくっています。
これからミスコンに挑戦される方へのメッセージ:
“競争の場”ではなく、自分の可能性を信じ抜く”学びの場”
編集部:これからミスコンにチャレンジしようとされる方へメッセージをお願いします。
吉松育美さん:ミスコンは、選ばれる人になる”競争の場”ではなく、自分の可能性を信じ抜く”学びの場”だと思っています。私も最初から特別だったわけではなく、諦めずに続けた先で景色が変わりました。
失敗も遠回りも必ず財産になります。結果より成長を取りにいく姿勢で、自分らしく胸を張って挑戦してください。自分で限界を決めなければ、未来は必ず広がります。
今後の目標:「生き方としての美しさ」を磨き続ける

編集部:今後の目標は?美の研磨は継続されますか?
吉松育美さん:これからは、私自身の挑戦だけでなく、次の世代の女性たちが世界で活躍できる環境づくりに力を注いでいきたいと考えています。映像や教育、地域づくりを通じて、日本の魅力と女性のリーダーシップを発信し続けたいです。
編集部:美の研磨は継続されますか?
吉松育美さん:「美の研磨」は、もちろん続けます。外見を整えることだけでなく、考え方や姿勢、人との向き合い方まで含めて磨き続けることが、私にとっての“生き方としての美しさ”です。
編集部:PRや告知などをお願いします。
吉松育美さん:現在、私がナショナルディレクターを務める「ミス・チャーム」日本代表選考会の募集があります。Miss Charmは「美・知性・文化的魅力」を兼ね備えた女性を称える国際的なビューティーコンテストです。
「Miss Charm Japan」
「Miss Charm Japan」では、世界大会に挑戦する日本代表を選出します。
応募方法は、Miss Charm Japan公式インスタグラム(@misscharmjapan)にて、エントリーフォームにて。世界へ羽ばたく第一歩を、ここから踏み出してみませんか?
Miss Charm Japan公式Instagram:@misscharmjapan
Webサイト:https://www.ikumi.com/misscharmjapan
「IYBビューティーアカデミー」
また、私が主宰する「IYBビューティーアカデミー」では、生徒を募集しています。
ミスコン出場を目指す方だけでなく、「自分にもっと自信をつけたい」「話し方や立ち居振る舞いを磨きたい」という方にも開かれたスクールです。
世界での経験を活かし、ウォーキング・スピーチ・所作に加えて、メンタル面やリーダーシップまでトータルでサポートしています。
DMかメールでお気軽にご連絡ください。新しい一歩を一緒に踏み出しましょう。
「IYBビューティーアカデミー」Instagram:@iyg.beautyacademy
「IYBビューティーアカデミー」Webサイト:https://www.ikumi.com/iyg-beauty-academy
吉村育美さん各SNS
私自身の公式InstagramとYouTubeでも、日頃の私の活動を発信しています。
ぜひフォローしていただけたら嬉しいです。
Instagram:@ikumiyoshimatsu
YouTube: IkumiYoshimatsu/吉松育美
リレーのバトンは、藤田絵梨さんへ
編集部:最後に「美人成果リレー」のコーナーにご紹介したい方はいらっしゃいますか?
吉松育美さん:私がナショナルディレクターを勤めている「Miss Charm2025」日本代表、藤田絵梨さんを紹介いたします。
編集部:女性が自分らしく輝きながら、もっと自由に、もっと世界へ羽ばたける社会を目指してご活動していかれるという吉松育美さん。その強い意志と美しい姿勢は、まさに世界一の美しさそのものです。
本日はインタビューにご協力いただき、本当にありがとうございました。
