世界三大ミスコンテストのひとつで、70年以上の歴史がある「ミス・ユニバース」!
真に美しい現代女性の発掘と育成・発展を総合的にプロデュースし、世界で活躍をする女性リーダーを世に送り出すことを目的としています。

「ミス・ユニバース」の世界大会に出場するためには、ミス・ユニバース・ジャパンで優勝し、出場権利を獲得する必要があります。
日本代表として世界の舞台に立つためにはどのような要素が必要なのか、どのような方が選出されているのか気になりますよね。

そこで今回は、ミス・ユニバースの2020年~2023年の受賞者について、詳しくご紹介していきます。

ミス・ユニバースとは?

70年以上の歴史がある、世界三大ミス・コンテストのひとつ「ミス・ユニバース」。ミス・ユニバースが考える、現代社会において、 世界で活躍する”本当に美しい女性 ”とは、豊かな人間性と知性をもって人々を魅了し、社会に影響を与え、社会的に自立している女性。ミス・ユニバース・ジャパンで日本代表として選出された女性は、ミス・ユニバース世界大会にて、世界 80 か国以上の各国の代表と共に世界一の栄冠を競い合います。

「ミス・ユニバース」の優勝者はどんな人?2020年-2023年まで

ミスユニバース国際大会に日本代表として出場する権利を得るためには、日本国内で開催されるミスユニバースジャパンで優勝する必要があります。

日本全国から選ばれた外見・内面ともに美しい女性たちが、日本を国際的な舞台でPRし、人種・国籍を超えて友好と平和の架け橋となることを目標としています。
日本代表の座をつかんだ歴代の受賞者はどのような女性達なのか、詳しくチェックしていきましょう。

2023年: 宮崎莉緒さん

生年月日:2002年10月5日生(21歳)静岡県出身

幼少期よりチアリーディングを習い始め、小学生時代には、Jリーグクラブ公認の応援チアリーディングチームに所属していた宮埼さん。生まれ故郷の静岡の地元とともに活動を続け、幼少期よりスポーツ文化の活性化に貢献しています。
中学・高校生時代はチアリーディング部で活動を行い、高校3年生時で全国大会総合優勝を果たす等、誇らしい実績を残しています。共立女子大学在学中はプロ野球球団の公認チアリーディングチームに所属し、チアリーディングを通して、スポーツとともに地域住民やファンを元気づけるための活動を実施。子供を取り巻く様々な格差問題に着目しているという宮埼さんは、ミス・ユニバースを通して多くの人々に現在の問題に関心を持ってもらえるような取組を行っていくことを使命として掲げています。

2022年:坂本 麻里ベレンさん

生年月日:1998年12月21日生(23歳)
東京都出身


清泉女子大学 文学部英語英文学科出身の坂本さん。ぺルー人の父と日本人の母のもと日本で生まれ、日本語・英語どちらも話せるバイリンガルです。
幼少期から日本で育ち、5歳から音楽を始め、ピアノ・クラリネット・コントラバス・エレキベースの4つの楽器が演奏できるという多才ぶり。高校3年時には日比谷野外音楽堂にてオープニングアクトに出演した経験も。大学卒業後は、祖母の教育の影響もあり、料理講師としての道に進み、全国100カ所以上の料理スタジオを運営する企業に在籍して料理教室を開催。講師として、フードロス削減レッスンを教える過程で、食料問題や貧困問題への興味・関心が高まり、社会課題を解決することを目標のひとつとして掲げている「ミス・ユニバース」を目指すきっかけにミス・ユニバース日本代表として、日本のみならず世界における様々な食料問題・貧困問題解決のための活動をすることを目指しています。

2021年:渡邉珠理さん

生年月日:1995年08月16日(26歳)
出身地:東京都出身


UCLA カリフォルニア大学ロサンゼルス校国際開発学部を卒業し、日本語・英語・韓国語・中国語とマルチな言語能力を有している渡邊さん。日本人の父と韓国人の母のもと日本で生まれ、幼少期は日本と中国で育ち、12歳よりアメリカに移住。中学・高校生の時、ケニアで行われた環境問題・治安問題をテーマとした国際会議に出席した経験もあります。インドでの短期留学をきっかけに国際開発に興味をもち、UCLAに在学中には、当時の在日米国大使のキャロライン・ケネディー氏の元でインターンをするなど、国際外交に関して精力的な学びを積んできた彼女。各国での生活を経験した際に、民族のルーツや文化の違いによるメンタルヘルスで悩む方々と多く接し、個々のアイデンティティーを尊重しあえる大切さを実感し、メンタルヘルスケアが世界的により手軽にアクセスできる社会をつくりたいという考えにより「ミス・ユニバース」を目指し、日本代表の座を手に入れました。

2020年:杤木愛シャ暖望さん

生年月日:1996年01月04日生(24歳)
出身地:東京都出身


獨協大学出身で、ガーナ人の父と日本人の母のもと日本で生まれた杤木さん。10歳から17歳までガーナで過ごし、日本とガーナでの生活から、家族をはじめ多様な文化を持つ人々に囲まれ、多様性の相互理解のすばらしさ、大切さを教わりました。それと同時に、家族や友人に対して、そして世界で繰り返される差別を目の当たりにしたことをきっかけに、多様性を受け入れ、理解をすることのできる平等な社会を実現したいという思いから、ミス・ユニバース日本大会に応募。2019年はTOP5に選ばれ、再チャレンジの2020年ミス・ユニバース日本大では見事、日本代表の栄冠に輝きました。今後はミス・ユニバース日本代表として、より多くの人々に外見で判断しない事、多様性を受け入れる大切さを伝えていくことを目指しています。

歴代の受賞者の方をチェックすると、スーパーモデルのようなビジュアルや立ち振る舞い、煌びやかな美しさなどといった外見の美しさだけでなく、社会に前向きな変化をもたらす存在であるかどうか、まさに大会が求めている世界で活躍する女性リーダーにふさわしいかどうかが選考の重要ポイントであることがわかります。

コンテストのプラットフォームを通して、真に美しい現代女性の発掘と育成・発展を総合的にプロデュースしている「ミス・ユニバース・ジャパン」。エントリーを考えている方は、ぜひ歴代の代表者達の個性や特徴をリサーチしてみてください。