世界三大ミスコンテストのなかでも最も歴史が長く、最も権威のあるミスコンである「ミス・ワールド」。「Beauty with a purpose(目的のある美)」をスローガンに、世界131ヶ国が参加する、世界最大規模の大会です。「ミス・ワールド」の世界大会に出場するためには、ミス・ワールドジャパンで優勝し、出場権利を獲得する必要があります。
日本代表として世界の舞台に立つためにはどのような要素が必要なのか、どのような方が選出されているのか気になりますよね。
そこで今回は、ミス・ワールドの2020年～2023年の受賞者について、詳しくご紹介していきます。
「ミス・ワールド」とは？
「ミス・ワールド」は世界規模で開催されるミスコンテストのうち、とくに代表的な3大会のうちのひとつで、「ミス・ユニバース」「ミス・インターナショナル」とともに、世界三大ミスコンと称されています。そのなかでもミス・ワールドは、1951年にイギリス・ロンドンで第1回大会が行われて以来、現在に至るまで続いている、最も歴史が長く、最も権威のあるミスコンです。
「Beauty with a purpose(目的のある美)」をスローガンに世界131ヶ国が参加し、美に集まる力を社会貢献に活かすことを目的に毎年開催されています。
世界中のミス・ワールドは各国での積極的な慈善活動や、社会問題の課題解決に取り組み、ほかのミスコンテストとは一線を画した、女性の尊厳・地位向上にも力を注いでいます。
「ミス・ワールド」の優勝者はどんな女性？2020年-2023年まで
「ミス・ワールド」世界大会の出場権を得られる「ミス・ワールドジャパン」の優勝者。日本代表として世界の舞台に立つためにはどのような要素が必要なのか、どのような方が選出されているのか、ミス・ワールドの2020年～2023年の受賞者について、詳しくご紹介していきます。
2023年:根岸 茉矢さん
幼少期からバレエを習っていたという、バレエダンサー根岸さん。バレエダンサーとして12歳からイギリスのロイヤルバレエスクールに単身留学し、10年間ヨーロッパを拠点に活動した経験も。数年前に日本に帰国し、現在は東京シティ・バレエ団に所属している、幼い頃から芸術の世界で活躍している女性です。
2022年：山口佳南さん
大学ではハンドボール部のキャプテンとして全国大会に出場し、地域の優秀選手にも選ばれるほどの生粋のスポーツウーマンの山口さん。ミスコンの初挑戦は、「ミス・ワールド2020」。その年ミス・ワールド・ジャパン地区大会決勝と教員採用試験が重なり、ミス・ワールドに全てを賭けたが残念ながら日本代表にはなれず、教員も諦める事になったそうです。
しかし、教室で教えることだけが子どもたちの教育ではないという考えから、教員免許を取得し、富山県教育委員会と共に1年間子どもの福祉に関するプロジェクトに参加し、2022年についに念願のミス・ワールド日本代表の座を獲得。
現在は、富山県教育委員会と共にスポーツ教育に携わり、モデル、キャスター、フィジカルトレーナーとしても多面的に活躍されています。
2021年：星たまき さん
3歳から15年間アメリカで暮らした経験から、歴代日本代表の中でも指折りの英語力を保持している早大3年の星さん。ミス・ワールド2021世界大会開催地プエルトリコの首都サンフアン市 市長に日本代表として、そしてアジア代表としてスピーチを行い、その素晴らしい英語力を世界の舞台で披露しています。
コロナ渦に開催された世界大会のスポーツ部門では世界トップ24入賞、更にタレント部門でもバレエを披露し世界第三位とマルチに活躍している女性です。
2020年：金谷鞠杏さん
当時18才の若さで2020年度の日本代表に輝いた金谷さん。日本大会ではタレント部門１位を獲得。中学卒業と共に上京し、ダンス＆ボーカルユニットGENICメンバー（Avex所属）としても活躍しています。若くして上京、努力を積み重ねて来た彼女は、モデルとしても雑誌で特集が組まれるほど、若き世代から注目をあびている女性。世界のスーパーモデルの憧れ、日本のファッションデザイナー界TOPを走るYojiYamamoto 2021Spring/SummerCorrectionのモデルとしても抜擢された経験を誇る、まさに日本代表を勤めるのにふさわしい女性の一人です。
歴代の受賞者の方をチェックすると、みなさん女性としての美貌だけでなく、多面的にエネルギッシュに活躍されている方が多い印象。外見の美しさだけでなく、それに伴う知性や個性、いかに社会貢献出来るかなど、日本代表としての社会的な活躍ができるかどうかという点も大きく評価されているのがわかります。
大会のコンセプトでもある、「Beauty with a purpose(目的のある美)」というスローガンにまさに当てはまるような素敵な女性たちが選出されている「ミス・ワールド ジャパン」。エントリーを考えている方は、ぜひ歴代の代表者達の個性や特徴をリサーチしてみてください。
