セルフケアライターのAOIです。
セルフケアとは一般的に、一言で言うと「自己管理」と捉えられますが、主に自分の健康やストレスに対するケアのことを言います。

美人に欠かせないのはずばり、ツヤツヤで綺麗なお肌。
常に若いころのまま、トラブルの少ないお肌でいられることが理想ですが、20代後半からはそんな理想通りにはいかないのが現実・・・。

スキンケアを頑張っているつもりなのになんだか上手くいかない・・・その原因は、お肌の「糖化」が進んでいるのかもしれません。
そんな「糖化」を予防する為、普段の生活や食事などで意識すると良いことをまとめてみました。

そもそも、「糖化」ってなに?身体中で増える「身体のコゲ」

お肌の糖化、別名“身体のコゲ”とも言われますが、普段の食事などから体内に入った余分な糖分が、体内のタンパク質と結びつきコゲた状態になることで、老化物質AGEsが生成され、細胞を老化させてしまう現象のことを言います。

そんな“身体のコゲ”が増えることでどんな影響を及ぼすのか?
具体的な例として、

  • お肌にツヤや透明感がなくなる
  • お肌が黄色くくすむ
  • 肌荒れや唇の荒れが酷くなる
  • 顔がたるみやすくなり、シワやほうれい線が目立つようになる
  • お肌が分厚くなる
  • お肌がが乾燥する
  • シミができやすくなる

このようなことがあげられます。

また糖化は、お肌だけではなく身体の老化にも影響を与えてしまう為、糖尿病や白内障、認知症などのリスクも高めてしまいます。

では、糖化を防ぐためにできることは?

1. 腸内腸内環境を整える

腸内環境を整えることにより、必要な栄養分が吸収され不必要な物が排出されやすくなります。
ご自身の体調に合う乳製品や、納豆やお味噌などの発酵食品を普段から多く取り入れてみましょう。

2. 血流をよくする

私たちの身体の60%は水分でできていることは、誰もが知っていること。
1日15分~30分のウォーキングやストレッチ、週に3回程の軽い運動で血流をよくすることで、体内の水分も循環しやすくなり、老廃物が流れやすい身体に近づいていきます。

3. クエン酸を摂る

酸味があるものには、消化を遅らせることにより、血糖値の急上昇を防ぐ作用があります。
毎日簡単にとれる梅干しや、お酢などを積極的に食事に取り入れてみましょう。

4. 野菜を沢山食べる

緑黄色野菜をバランスよく食べることがベストですが、中にはいきなりは難しい方もいるかもしれません。
まずは、サツマイモやレンコンなどの、食物繊維を意識して毎日の食卓に取り入れてみましょう。
食物繊維には、糖の吸収を遅らせる作用があります。

普段からお料理をする方は、糖の代謝をアップさせるブロッコリーや、老化物質の生成を防ぐショウガなどを心持ち多めに取り入れてみてはいかがでしょうか。

5. 低GI値の食べ物をいただく

急激に血糖値が上がらない食品(低GI値の食品)を選び、食べる順番に気を付ける。
糖質の高いものをいただく時は、サラダや発酵食品などからいただくことを心がけましょう。
これにより血糖値の急激な上昇を避けることが出来ます。

お肌の糖化を防ぐためにできることを書いてきましたが、基本として大切なのはしっかりと睡眠をとることや、食べる時間に気をつけるなど、規則正しい生活をすることです。

無理なくご自身で出来ることから実践していき、「糖化」を予防することで、セルフケア。
心身ともに美しく、健康的な生活を目指しましょう。