最近「飲む美容液」という言葉をよく耳にします。
コラーゲンドリンクやヒアルロン酸サプリを日常的に飲んでいる方も多いのではないでしょうか?
しかしそのようななかで、「本当に飲むだけで肌がぷるぷるになるの?」と疑問に思う方もいるはず。
本記事では、さまざまな研究データをもとに“本当に体の中から美しくなれるのか”を科学的に検証していきます。
コラーゲンは飲んでも意味がない?最新研究の答え

かつては「コラーゲンはそのまま吸収されない」と言われてきました。
しかし、近年の研究でその常識が少し変わりつつあるのをご存知でしょうか?
コラーゲンを“低分子化”し、アミノ酸やペプチドの形で摂取すると、血中に吸収されやすくなり、肌の弾力・水分量をサポートするという可能性が報告されています。
たとえば日本の臨床試験では、コラーゲンペプチドを8週間摂取したグループで肌の水分量が有意に上昇。ただし即効性はなく、継続がポイント。食事バランスが乱れている人や、加齢で皮膚のコラーゲン生成力が落ちている人には特に効果的と言われています。
ヒアルロン酸はどう働く?

ヒアルロン酸は、体内の水分保持に関わる重要な成分。サプリメントとして摂取した場合、胃や腸で分解されながらも、一部が体内でヒアルロン酸合成を促すことが分かっています。
ただしコラーゲン同様、「飲んだ成分がそのまま肌に届く」わけではありません。
研究では、肌の乾燥スコアの改善や肌弾力の向上など、内服後4~8週間程度で変化がみられた報告も。つまり“直接届く”というより、“肌が自ら潤う力を高める”サポート的な働きをしていると考えるのが自然です。
飲む美容液の効果を引き出す3つのポイント

せっかく摂るなら、無駄なく効果を高めたいもの。ポイントは次の3つです。
1. 毎日コツコツ続けること
→ 美容成分は“蓄積型”。最低でも2~3か月は続けて判断をしましょう。
2. たんぱく質・ビタミンCを一緒に摂る
→ コラーゲン生成には材料と補酵素が必須。相乗効果を狙うのがコツです。
3. 生活習慣の見直しも同時に
→ 睡眠不足・紫外線・糖化はコラーゲンの大敵。内側ケアと外側ケアの両立が重要です。
科学的に見た“限界”も知っておこう

コラーゲンやヒアルロン酸の経口摂取は、あくまでサポート的な効果にとどまります。
肌のハリや弾力を劇的に変えるほどの即効性はありません。
ただし、研究は確実に進歩しており、今後は「より吸収率の高い新成分」の登場も期待できます。
化粧品や美容医療との“相乗効果”で取り入れるのが現実的です。
“飲む美容液”は、体内での働きは地味でも、正しく続ければ肌の水分保持や弾力を支える力は確かにあります。
大切なのは、「飲むだけで美しくなる」ではなく、「整った生活の中で補う」という考え方!
体の内側から効率的に美しさを育てる一歩として、賢く取り入れていきましょう。
