「BIJIN+」の第二弾の美食店での対談は、モデルでタレントの佐野真彩さんにお伺いします。
佐野真彩さんは、モデルやレースクイーン、キャスターなど、幅広くご活躍されています。
過去には「日本レースクイーン大賞」「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー」の二冠を奪取。レースクイーン界のレジェンドとなった今も、健康的で抜群のスタイルはさらに磨きがかかっています。
また、今年5月に発売された写真集『佐野 真彩 写真集 〜AL MANANA〜』では、ライフスタイルブックとして、男性だけでなく女性からの支持も集めました。
前回のスキンケアなどの美容法の質問に続き、今回は、佐野真彩さんのパーフェクトなスタイルを維持するためのボディメイキングなどについて質問していきます。
「サマー・スタイル・アワード」がきっかけで身体づくり
編集部:前回はスキンケアのこだわりをお話しいただきましたが、身体づくりのことも教えていただけませんか?
佐野さん:それこそ私、金子賢さんが実行委員長の「サマー・スタイル・アワード」っていう世界初・身長別のスタイルを競う大会の司会を4年ぐらい務めていたんです。
それから身体づくりをいろいろと…。
選手で知ってる方が増えたり、今も大会で出会ったトレーナーさんのジムに通ったりしています。
間近で限界まで身体を絞っている方を見るので、やっぱり私自身もトレーニングをがっつり通うようになりました。
編集部:身近にプロとして頑張っている人がいると影響を受けますよね。
通い始めて結構経っているんですか?
佐野さん:3年ぐらいになりますね。
編集部:通われるペースはどれぐらいですか?
佐野さん:最近は週1です。
実はもっと前にもずっと一般的なスポーツジムに通ってて、当時は有酸素ばっかりやってたんです。
そこから「サマー・スタイル・アワード」の仕事をするようになって、筋トレもしなきゃって。
細いだけにピリオド!理想はバックショットをカッコよく
編集部:スタイルに対する美意識が変わったっていうのもありますか?
佐野さん:あります。本当に20代のときは細ければ細い方がいいっていう考え方で仕事をしてたので。それだとやっぱりカッコ良くないと思うようになって筋トレを始めました。
編集部:前の価値観はファッションモデルとかの影響ですか?
佐野さん:たぶんそうですね。極端に言えば、胸もなくてもいいし、細いだけでもいいって。
グラビアならば、ムチムチ体型もいいっていう認識があって。
でも私はレースクイーンをやるんだから、細くならなきゃ、みたいな文化だったんです。
それがボディメイクしてる人たちに会うようになると、服を着こなすために鍛えるんです。
例えば、みんなお尻を鍛えて、水着のときにカッコいいバックショットになるように頑張ったり。
私にはそういった概念がなかったんですが、変わりましたね。
編集部:レースクイーンのほかにグラビアのお仕事もする中でも意識されましたか?
佐野さん:私の場合は、もともとグラビアも細くてもいいと思っていたのですが、ラウンドガールをやった辺りぐらいから鍛え始めました。
周りが毎日ジム行ってる人たちになってきて、私の週1回のジムなんて‟インスタフィットネス女子”って言われるんですよ。インスタにアップしたいためだけに行ってるって突っ込まれて。笑
選手の方たちとは本気度が明らかに違うんだなと再確認しました。
編集部:そもそも目指すゴールが違いますもんね。笑
佐野さんが、そういった過程でボディメイキングを本格化させていったとは……。
背中とヒップのトレーニングでドレスが似合う女性に
編集部:佐野さんは、すでに身体づくりが仕上がってますよね。
佐野さん:でも、まだまだもっとやりたくて。今、背中のお肉が気になってて。
トレーナーさんが言うには正面からみて可愛いとかナイスバディはよくあるけど、意外と後ろ姿はみんな弛んでるものだよと。
編集部:後姿まで気が回らないですからね。まず正面からみた状態を整えるのに必死。
後ろまで極めると本当に差が付きますね。
佐野さん:そう。後姿がキレイに見えるようにするには、背中とかお尻とかをトレーニングすべきだって言われて、なるほどと思いました。
後ろまで鍛えられたら、背中の開いたドレスとか着てもすごいカッコいいだろうし。
編集部:360度、完璧を求めるとは!
佐野さん:正面は可愛いの当たり前だから、みたいな話を聞いて、なるほどと思って。
編集部:すべてレベル高すぎ……。
佐野さん:今、一生懸命やってます!
編集部:本当に努力家ですね。
一流から情報収集!置き換え食事法でお酒はハイボールを
編集部:一流の筋肉のプロがたくさんいらっしゃる環境ですが、食事はどうされていますか?
佐野さん:結構、プロの皆さんも食べたり飲んだりしているんですよね。
ただ、例えばお酒を飲むんだったらハイボールにしよう、とかそういうのも教えてくださります。
飲食を置き換えることで、ストレスなく続けられているのがすごいなと思います。
編集部:知識ゆえの置き換えですね。お酒は、やはりハイボールがいいんですか?
佐野さん:ハイボールは太らないらしいんです。
ウイスキーを炭酸水で割っているので、ウイスキーがお酒の中で一番太らないそうで。
それか、焼酎の水割りとかソーダ割りとかでもいいかと思います。
編集部:ウイスキーだから大丈夫⁉。ハイボール、勉強になりました。
佐野さん:ジムではそういった知識も教えてくれるので、通いがいがありますね。
編集部:しかも、実践されている方の知識だから本物ですもんね。説得力があります。
佐野さん:そうですね。食べないダイエットとかじゃなくて「赤身のお肉だったら食べていいから焼き肉行ってもいいよ」とか、そういうふうに今欲している情報をくれるんです。
しかも、何かしら制限されると辛いじゃないですか。絶対、リバウンドするし。
そうでなくて全部、置き換えていくみたいな考え方をすぐに教えてくれる。
そういうのプロの方じゃないと分からないので助かっています。
編集部:佐野さんが忠実に実践できているのも尊敬します。
とはいえ、すぐ挫折しちゃいそうですもん。
佐野さん:でも、私もアイスクリームとか食べてます。
編集部:ちなみにアイスクリームの置き換えってあるんですか。
佐野さん:今、ちょっと糖質が少ないアイスクリームとかも売ってるので、どうしても食べたいときはそれにするんですけど、サーティーワンとかも好きなので、そこはもういいやと思って食べちゃいますね。
正面が可愛いのは当たり前!360度完璧に磨き上げて
編集部:前の話になりますが、佐野さんが、今一番気になっている身体のパーツは背中なんですか?
佐野さん:背中です。本当に意外と女性の方が見てるんですよね。
背中のブラの上に乗るお肉が増えてきたとか……。
脂肪は下がってくるので、それが本当に気になってます。
編集部:重力ですか。それで筋肉でリカバリーっていう感じですか。
佐野さん:ですね。重力に負けないようにも、筋肉付けて引き上げています。
編集部:全然脂肪がないように思えますが。
佐野さん:ありますよ、結構。脱いだらムチムチしてます。
編集部:いやぁ、特に後ろを鍛えてるといった意識も行動もビックリしました。
「正面が可愛いのは当たり前」って名言も恐れ入りました。
佐野さん:プロからの言葉を聞いて、本当にそうだなと思って。
編集部:正面を磨き切ったからこそ、手を付けられるのが後ろな気もします。
佐野さん:全然そんなレベルにまだ行けてはないんですけど、そういう見落としがちなところも頑張っていきたいですよね。
編集部:だから佐野さんの究極の360度パーフェクトボディが完成されているわけですね。
貴重なお話を本当にありがとうございます。
以上、今回はボディメイクをテーマに、スタイルアップのこだわりやコツなどをお伺いしました。
続いては、パーフェクト美ボディを纏うファッションについて、教えていただきます。