日差しが強い夏の季節。
気になる紫外線対策・日焼け対策に、毎日の日焼け止めが欠かせない季節です。
お顔は日焼け止め機能を兼ねた化粧下地を使っているという方も多いはず。

そこで今回着目したいのが、SPFの強さ。
みなさん普段SPFいくつのものを使っているでしょうか?「日常使いはSPF15」という方もいれば、「毎日SPF50で徹底的に対策している」という方まで、幅広く別れるところです。

この記事では、SPFの適切な選び方から、おすすめの化粧下地まで、詳しくお伝えします。

そもそもSPFとは?

日焼け止めや化粧下地のパッケージに記載されているSPFという表記。
これはどのようなものを意味しているのでしょうか?なんとなく、数字が強ければ紫外線のカット率が高いと思っている方も多いのでは?

まず、SPFとは「Sun Protection Factor」の略です。
そしてその SPF15やSPF50などの数値の違いは、紫外線の防御力ではありません。
数値の違いは、「時間」です。
SPF15よりも、30、50と数値が大きくなればなるほど、日焼け止めの効果が継続する時間が長くなるということになります。

ですが、効果の強いイメージがあるSPF50を塗ったからといって、1日中防いでくれる訳ではありません。時間がより長いというだけで、本格的に日焼け対策をするのならば、SPF15でもSPF50でも、日中の塗り直しをするのがベストです。

SPFは強ければ強いほど良い?

SPFの数値の意味がわかったところで、次はどれくらいの数値を選ぶべきなのか。
「持続力の高いSPF50が一番良いはず!」と思ってしまいがちなのですが、「SPFが高い=肌負担が大きくなる」というデメリットもあります。
なぜならば、SPF50などの持続時間を高めるためには、それなりにケミカルなものを入れる必要があるからです。
なので、日焼け対策も含めて、美肌づくりという視点で考えるなら、実は、夏場でも日常使いには断然SPF30以下がおすすめです。

SPF50で日焼け止め効果の時間を長くするよりも、肌負担のリスクを高めてしまうというデメリットの方が気になるところ。
「使い分けるのは面倒だから、毎日SPF50を塗っておけばOK」というのは危険です。
とくに、乾燥肌・敏感肌の方が数値の高いものを毎日使ってしまうと、肌負担が大きくなり、それによって肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
そのため、日焼け止め選びは、シーンに合わせて使い分けるのが重要です。

散歩や買い物、ランチなど、ちょっとしたおでかけならSPF15程度で十分です。屋外で過ごす予定がある場合は、SPF30くらいのものを選びましょう。
海やプールBBQやキャンプなど、夏場のレジャーで1日中炎天下にいるという日だけは、SPF50を使用するのがおすすめです。

おすすめの日焼け止め入り化粧下地は?

  • 日常使いにおすすめのSPF15

シェリースキンCCクリーム 30g  ¥6,600-

SPF15の日常使いにぴったりの日焼け止め効果と、美容液、カラーコントロール、化粧下地、乳液、毛穴カバーの役割も果たしてくれる、日中専用のマルチ美容クリーム。

ただUVカットをするだけでなく、UV光線の一部を美肌光線に変換し、太陽光でスキンケアをできるという新しいアイテムです。
骨髄・真皮・表皮・羊水のヒト幹細胞培養液を配合した、贅沢な化粧品。肌に合わせて2色のカラーから選べます。

FOR fam outdoor uv milk 80g  ¥2,750-

赤ちゃんから大人まで家族全員で使える、低刺激の全身用多機能UVミルク。
6種類のセラミド配合・5種類の植物由来オイル配合・14種類の植物エキス配合・保湿/保護成分配合の肌にやさしい処方ながら、汗や水に強いウォータプルーフ処方。
石鹸でかんたんに落とせるのうれしいポイントです。

  • 外での予定があるならSPF30
  • レジャーにはしっかりとSPF50を

ラロッシュポゼ プロテクショントーンアップUVクリア 30ml ¥3,740-

無香料・パラベンフリー・ニキビのもとになりにくい処方で、SPF50でも低刺激設計のUV化粧下地。
敏感肌用のドクターズコスメなので、ドラッグストアで購入できる市販の日焼け止めだと肌が荒れてしまうという方にもおすすめです。
素肌を生かしたツヤ感で、日焼け対策をしながら、肌を綺麗に見せてくれます。

1年中欠かせない紫外線対策。
季節によって、「夏だからSPF50を」と決めるのではなく、TPOに合わせて選ぶのがおすすめです。
シーンに合わせた日焼け止め選びで、夏でもダメージに負けない美肌を目指しましょう。