韓国でブームとなった紙コップダイエットをご存知でしょうか?
「紙コップダイエット」とは、その名の通り、紙コップを使用して食事量を制限するダイエット方法ですが、無理なく食べ過ぎを防ぐことができるのだとか。

今回は、その「紙コップダイエット」について、理想のやり方も合わせて、くわしくご紹介していきます。

紙コップダイエットとは?

紙コップダイエットとは、食事の量を紙コップを使ってコントロールするダイエット方法です。
基本的には、食材やおかずを紙コップに分けて盛り付けることで、自然と食べ過ぎを防ぎ、カロリー摂取量を抑えることを目的としています。

紙コップは容量が限られているため、視覚的にも満足感を得やすく、無理なく食事制限ができる点が特徴です。
また、外食やお弁当と比べて手軽に量を調整できるので、忙しい人にも取り入れやすい方法とされています。

ただし、栄養バランスや食材の質を意識しないと、偏った食事になりかねないため注意が必要です。
短期的な食事制限ではなく、長期的に続けやすい習慣として取り入れるのが理想とされています。  

紙コップダイエットのやり方

紙コップダイエットのやり方はとてもシンプルで、食事を紙コップに分けて盛り付けることで、自然と量を抑えながらバランスの良い食事を心がける方法です。

基本的には180ml程度の紙コップを3個用意し、それぞれに主食(ごはんやパンなど)、たんぱく質(肉・魚・卵・豆腐など)、野菜、果物、乳製品などを振り分けます。
例えば、ごはんを1杯、焼き魚を1杯、サラダを1杯というように、一つのコップに一品ずつ入れることで、見た目にもわかりやすく、食べすぎを防げます。

大事なのは、コップの数を増やしすぎないことと、なるべく栄養バランスを考えて選ぶことです。
また、満腹感を得るために野菜を多めにする工夫や、ゆっくり噛んで食べることも効果的です。
簡単に始められるうえに特別な道具も必要ないため、日常生活に取り入れやすいダイエット法として注目されています。

おすすめの食事量【1コ目】野菜or果物→1カップ分

1個目のカップには、野菜または果物を入れますが、この時注意したいのが糖質です。
選ぶものによって糖質が大きく異なるので、糖質の少ないものをセレクトするように心がけましょう。
野菜のなかでは、ほうれん草や小松菜、レタス、チンゲン菜といった緑の葉野菜は、糖質が非常に少なく、食物繊維やビタミンも豊富に含まれているため、糖質制限中でも安心して食べることができます。
また、きゅうりやブロッコリー、アスパラガス、セロリといった野菜も糖質が低めです。
アボカドは果物に分類されますが、糖質がとても少なく、良質な脂質が豊富なことから、糖質制限の食事に向いています。

果物のなかでは、ベリー系のラズベリーやブラックベリー、ブルーベリーなどが比較的糖質が少なめです。
これらは他の果物と比べて甘みが控えめでありながら、抗酸化作用のある成分を含んでいるため、健康的な間食としても適しています。
柑橘類では、グレープフルーツが比較的糖質が低めで、少量であれば糖質制限中でも楽しめる果物のひのつです。

おすすめの食事量【2コ目】たんぱく質→1/2カップ

2つ目のカップには、肉・魚・豆腐類などを含むおかずを、1/2カップに留めるのが理想!
味つけは、うすめにしましょう。

肉・魚を選ぶ際には、「高たんぱく・低脂肪・ビタミンやミネラルが豊富」なものがおすすめです。
肉類では鶏むね肉(皮なし)、鶏ささみ、豚ヒレ肉、牛赤身肉(ヒレ・ももなど)、魚類ではサーモン、マグロ(赤身)、サバ・イワシ・アジ、タラなどがおすすめです。

おすすめの食事量【3コ目】炭水化物→1カップ

3個目のカップには、ごはんなどの主食を1カップ。
夕食の際は1/2カップにセーブできると尚良いです。
ギューっとつめるのではなく、ふんわりと入れましょう。

目で見てもわかりやすく食事制限のできる紙コップダイエット。計量やカロリー計算などの面倒な工程がないため、ズボラな人でも無理なく続けやすいダイエット方法です。

最初はまず3カップに留めることからスタートし、慣れてきたら、それぞれのカップの中身もより理想に近づけた食材をセレクトしてみましょう!
ストレスのない手軽なコントロール方法で、ヘルシーな体を目指したいですね。