大事な日の直前にやりたい「塩抜きダイエット」。
むくみ解消が期待できるので、多くのモデルやインフルエンサーが撮影前に行っていることでも有名ですよね。

今回は、塩抜きダイエットとは何か、やり方から注意点までまとめてみました。
しっかりダイエットしたい人も、ゆるく試してみたい人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

塩抜きダイエットとは?

「塩抜きダイエット」とは、言葉の通り塩を控えるダイエット方法のこと。
塩抜きをすることで、体の余分な水分が排出されるため、むくみに効果的だとされています。

長期的なダイエットではなく、デートやお呼ばれ、その他にも写真を撮るような大事な予定の前に単発的に行うことで、むくみを解消しすっきりとさせることを目的として行うものです。

むくみを解消する方法として、運動やマッサージよりも比較的手軽で、時間がない人でも挑戦しやすいものであると言う点がメリットとして挙げられます。

基本的には2~3日続けることで、効果が出るとされていますが、それ以上は危険も伴うので自己判断ではやらないようにしましょう。
完全に塩を絶たなくても、いつもより塩を控えるだけで効果は期待できますよ。

塩抜きダイエットのコツ

塩を取らない、控えるだけのダイエット方ですが、実際に何を食べればいいのでしょうか。
自炊と外食の両方においてポイントをご紹介します。

①基本は自炊

塩抜きダイエットの基本は、自炊です。
既製品や外食は意外と塩分が多く、さらに料理に入ってしまっている塩は自分では調整できません。

自炊のポイントとしては、塩以外の調味料を使いこなすこと。

胡椒やお酢、レモン汁などのパンチのある調味料のほか、香り付けとしてごま油やオリーブオイルなどのオイルを使うのも◎
他にも、かつお節で出汁を取る、カレー粉で味付けをする、などもおすすめです。

さらに、普段から減塩の調味料を意識して揃えておくのもいいですね。

また、野菜もしっかりとることが重要。
野菜に含まれるカリウムには、体内の余分な塩分を輩出する働きがあるとされています。
特にニンジンやほうれん草、枝豆やブロッコリーなどの野菜に多く入っているので意識的に取り入れたいですね。

そこで、おすすめなのが野菜スープ。
トマト缶や無塩の野菜ジュースをベースに、切った野菜を煮込んでスープにすることで、野菜の味をしっかりと感じるスープを作ることができます。
野菜の旨味のおかげで満足感が得られますよ。

②外食では定食を選ぶ

塩抜き中の自炊の大切さは分かっていても、どうしても外食に行かなくてはならないこともあると思います。
外食で少しでも塩分を控えるために、気を付けたいことをご紹介します。

まず、塩分の多い食事であるラーメンやファストフードなどは控えましょう。

おすすめなのが定食です。
定食では、自分で好きなメニューを選べるほか、塩分の多い小鉢類をパスすることができます。
中でも汁物や漬物は意外と塩分が多いので、少量でも注意したいところ。

残すのは抵抗があるかと思いますが、一緒に行った人とシェアできるといいですね。

また、サラダのドレッシングやメインのソースを別添えにしてもらい、自分で調整しながらかけるのもおすすめです。

塩抜きの注意点

塩抜は、最初にご説明した通り、2~3日間と短期間やるべきものです。
塩はむくみの原因になるとはいえ、体には必要なもの。

体の不調や違和感が出たらすぐに中止し、もとの食事に戻しましょう。

また、水分をしっかり摂ることも重要です。
塩抜き中は、体は水分を外に出そうとする働きが強くなるため、脱水にならないように水を取ることを意識しましょう。

特によく汗をかく夏や、汗をかく運動を行う際には要注意です。

大事な日の前は塩抜きですっきり!

むくみ解消に効果的とされる塩抜きダイエットについてご紹介しました。
少しでもすっきり見せたい大事な予定の前に試したいですね。

自炊をし、調味料などで味をつけながらなら、案外簡単に塩抜きすることができます。
外食でもできる限り塩分を避け、ドレッシングやソースは別添えにしてもらうといいですね。

無理しない範囲で、ぜひ挑戦してみてくださいね。