ちょっとした体調不良と同じように、誰でも軽いメンタルの不調を感じることがありますよね。
でも、心の不調はなかなか人に言いづらかったり、それを理由に仕事を休むのに抵抗があったりする方も多いのではないでしょうか。
しかし、メンタルの不調は誰にでも起こること。放っておくと悪化してしまうこともあります。
今回は、心の不調を悪化させないためにできることやセルフケアの方法についてご紹介します。
体だけでなく、心の健康も大切にしていきましょう。
1.自分のメンタルの変化の傾向を知っておく
まず大切なのは、自分自身のメンタルの傾向を知っておくことです。
たとえば、女性の場合はホルモンバランスの変化が心身に影響を与えることもあります。
また、季節や天気によって気分が左右される方も多いのではないでしょうか。
曇りや雨の日、日照時間の少ない冬などは、なんとなく気分が落ち込みやすいという方も少なくありません。
こうした「自分の気分が揺らぎやすい時期」や「考え込みやすいタイミング」を把握しておくと、「今はこういう時期だから仕方ない」と、自分の心と穏やかに向き合うことができます。
また、事前にわかっていれば、対策も立てやすくなりますよ。
2.周りの人と気軽にメンタルの話ができる関係をつくる
忙しい毎日を送っていると、自分のメンタルの変化に気づきにくいことがあります。
でも、他の人の様子の変化には案外気づけたりしますよね。
だからこそ、家族や友人、同僚など、よく顔を合わせる人たちとメンタルの話を気軽にできる関係性を築いておくのがおすすめです。
自分では気づけないようなちょっとした変化に、周囲の人が気づいてくれることがありますよ。
また、メンタルケアの方法や、おすすめのサプリやリラックス法をお互いに共有できると、心強い味方になってくれるはず。
筆者の友人には、メンタルケアの一環としてカウンセリングを気軽に活用している人もいます。
とはいえ、自分で探そうとすると「どのクリニックがいいんだろう?」と迷ってしまうこともありますよね。
そんなとき、信頼できる人からの口コミ情報があると、とても安心できます。
3. AIに相談してみるのもひとつの方法
カウンセリングに行くほどではないけれど、なんとなく気持ちがざわざわする…。
そんなときは、AIに相談してみるのも一つの手です。
たとえば、ChatGPTやClaudeなどのAIサービスを活用してみましょう。
人に話すと「変に思われないかな?」「話しすぎたかも…」と気になることもありますが、AIならそんな心配も不要。
まとまっていない気持ちをそのまま書き出すだけでも、心が落ち着くことがあります。
さらに、AIは会話の中で相づちを打ってくれたり、自分の気持ちを整理してくれたりするので、意外な自分の本音に気づけることもありますよ。
4.ハーブや漢方、サプリでセルフケアする
食べ物や飲み物が体に影響を与えるように、薬ほどではなくても、ハーブや漢方、サプリメントの力も侮れません。
たとえば、リラックスできるハーブティーは種類も豊富。
香りのよいお茶をゆっくり飲むひとときが、こわばった心をふっとほぐしてくれます。
筆者はペパーミントティーをよく飲んでいて、リラックス効果や消化促進など、疲れが胃にきやすい自分にぴったりだと感じています。
最近は、気軽に試せる漢方も増えています。
漢方薬局なら、病院よりもハードルが低いのが魅力。
漢方のプロが丁寧に話を聞いて、その人に合ったものを提案してくれます。
ほかにも、食生活で補えない分はサプリメントに頼るのもおすすめです。
特に鉄分不足やビタミンD不足はメンタル不調に大きな影響を与えるとされており、気にしたいところ。
生理中に不足しやすい鉄分を取ったり、天気の悪い日に生成されにくいビタミンDを取るなど、状況に応じてサプリメントも使いこなせるといいですね。
体だけでなく心の不調も対策を
自分でできるメンタルケアの方法をご紹介しました。
まずは、自分のメンタルの傾向を知ることが大切。
そして、周りの人と気軽に相談し合える関係性があると、心の変化にも気づきやすくなります。
AIに相談したり、サプリや漢方で体の内側から整えたりと、できることはたくさんあります。
ちょっとした心のざわつきや不安も放っておかず、ぜひ自分にやさしいケアを取り入れてみてくださいね。