冷えは体の不調を招くだけでなく、美容にとっても大敵です。
体が凝り固まり、血流が滞ると肌ツヤが悪くなるほか、肌荒れの原因になることも。
また、生理痛やPMSがひどくなることもあると言われています。
そこで今回は、冷えやすい大人のための温活のアイデアをご紹介します。
朝、日中、夜に分けて、それぞれのタイミングで取り入れたい温活をまとめたので、ぜひご自身のライフスタイルに合わせて参考にしてみてくださいね。
朝の温活
1日の始まりである朝は、温活にとって最も大切な時間帯。
内側からしっかりと体を温めることを意識しましょう。
1日の中で最も体温が低い時間帯でもあるので、この時に温活を行うことで、その日の体温を安定させることにもつながります。
白湯を飲む
朝起きて最初の水分補給におすすめなのが白湯です。
温かい飲み物は、冷えている朝の体にしみわたり、効率よく体温を上げることができるのだとか。
温かいお茶でもいいのですが、余計なものが含まれない白湯は、体に負担をかけにくいと言われています。
簡単なストレッチや筋トレをする
冬の朝は寒さで体が縮こまりがち。
凝り固まった体をじっくりとほぐすように、ストレッチをするのがおすすめです。
YouTubeやインスタなどで、朝のストレッチのやり方を紹介しているものが沢山あるので、できそうなものを選んで習慣にするといいですね。
朝はどうしても時間がないという方は、少し肩を回すほか、布団の中で伸びをするだけでも、血流が促され、ぽかぽかするのを感じられます。
朝ごはんをしっかり食べる
脳と体のエネルギー補給のために重要な朝ごはん。
温かいスープやお味噌汁を取り入れてみませんか。
こちらはナチュラルローソンの「かぼちゃと栗の豆乳ポタージュ」です。
どのコンビニでもスープは扱っていますし、カップスープなども手軽でいいですね。
また、ヘルシーですが、体を冷やす生野菜のサラダなどはおすすめできません。
野菜を取る場合は温野菜やスープにするといいですね。
スムージーなども冬は温めることで効果が増すような野菜や果物を使い、ホットスムージーにしてみてはいかがでしょう。
昼の温活
日中は職場でもしっかり温活をしたいですね。
特にオフィスワークの方は、暖房はついているのに足元は冷えるなんて経験ありませんか。
温かアイテムを仕込んで、底冷えに対抗しましょう。
温かい飲み物を飲む
定番ですが、常に温かい飲み物を飲んで、体の中から冷やさないのがとても大切です。
白湯やお茶だけでなく、体を温める作用をもった飲み物がおすすめです。
紅茶やほうじ茶、ルイボスティーやココアなどがいいと言われています。
生姜を入れて生姜紅茶にするのもいいですね。
反対にコーヒーはカフェインの利尿作用により体内の水分が排出されることで、体温を下げると言われています。
紅茶にもカフェインは含まれますが、漢方の考え方では紅茶は陽性の飲み物で、体を温めると言われているので、カフェインの力を借りたい時は紅茶をセレクトするのがよさそうです。
首・手首・足首を温める
3つの首、首・手首・足首には血流の多い血管が皮膚表面に近いことから、ここを温めることで効率よく温かい血流が全身に回ると言われています。
室内でもネックウォーマーやアームウォーマー、靴下などで対策するといいですね。
首はスカーフやハイネックトップスなら、おしゃれに温活ができそう。
手首は、袖が長めのアイテムや、サムホール付きのニットをチョイスするのがおすすめです。
足首はパンツで隠れるコンパクトなレッグウォーマーを仕込むとおしゃれの邪魔をしませんよ。
カイロを使う
寒さが厳しい時は、カイロに頼ることで一気に体を温めることができます。
腰やお腹に貼ることで、じんわり全身が温かくなります。
また、最近おまたカイロも人気です。
こちらの「よもぎ温座パット」は、ナプキンと同じように下着に貼るだけ。
下腹部をじんわりと温めてくれるので、冷えが気になる生理前にもよさそうです。
夜の温活
夜の温活は、良質な睡眠のために重要なもの。
しっかり体を温めて寝ることで、その日の疲れも取れて、体を休めることができます。
入浴剤を使う
しっかり湯船に浸かる時間がないという人も、入浴剤を使うと効率的に体を温めることが
できます。
人気のバブは、疲れた日に特におすすめ。
炭酸の効果で血行を促進してくれるので、短時間でも体の芯から温まるのを感じられます。
温泉成分による湯冷め防止の効果も期待でき、ぽかぽか感が長く続きます。
こちらは多くの薬局で手軽に購入できる『クナイプ』のバスソルト。
バスソルトに含まれるミネラルは、血行を促進する効果が期待できます。
それだけでなく、クナイプのバスソルトはとにかく香りがいいのが特徴。
他ではあまりないようなリッチな香りで、贅沢なバスタイムを楽しめますよ。
布団を温める
せっかく温まった体も、お布団が冷たいとすぐに冷えてしまいます。
そこで、布団乾燥機や湯たんぽで布団を温めておくのがおすすめ。
電気毛布を使用している人も、寝る少し前からスイッチを入れて温めておくのがいいですね。
あったかグッズを使用する
温かい布団に入ったら、布団をかけられない部分である顔周りをあったかグッズで温めましょう。
「蒸気でホットアイマスク」はじんわりとした温かさがクセになるアイテム。
香り付きを選べば、アロマの安眠効果にも期待できますね。
こちらの「小豆のチカラ」は繰り返し使えるエコな商品。
使用前にレンジで温める手間はありますが、小豆の程よい重みが目元にフィットして安心感がありますよ。
寝つきが良くなると評判なので、睡眠のお悩みを抱える方は試してみるといいかもしれません。
1日の温活アイデアをご紹介しました。
寒さは血流を阻害し、体の不調の原因や、美容にも悪い影響があります。
特別なアイテムを使わなくても、常に体を温めることを意識することで冷えるタイミングがなくなり、結果的にぽかぽかな体を維持できますよ。
ぜひ気になったものから取り入れてみてくださいね。
