夏の日中に屋外にいれば、どんなケアをしても紫外線を少しは吸収してしまっているもの。
目に見えて日焼けをしていなくても、積み重ねで肌がくすむ、シミやシワの原因になる可能性があります。
そこでおすすめなのが、美容家電を使った自宅でできるケア。
「イオン導入」なら、自身のお肌の悩みや状態に合わせてケアできるので、日焼けしたての夏こそ取り入れたいアイテムなのです。
今回はそんなイオン導入のメリットや、注目のイオン導入器3つをまとめてみました。
イオン導入とは?
私たちの肌にはバリア機能があり、普段のスキンケアでは美容成分が肌の表面までしか届いていないと言われています。
イオン導入は、美容成分を肌のさらに奥(肌表面の表皮と呼ばれる部分の奥の方)にまで届ける美容法です。
具体的に説明すると、人の肌の表面には非常に弱い電流が流れており、肌に悪いものが入りにくくするためにバリアを張っています。
イオン導入ではそこに対応する弱い電流を流すことで、バリアを中和させ、成分を肌の奥に浸透させてくれるのです。
通常のスキンケアで行う肌表面のケアよりも、より深い部分からケアできるので、効果を感じやすいと言われています。
イオン導入に使いたい化粧品の成分と期待できる効果は?
先ほど説明した通り、イオン導入器は電流を流す機械であり、それだけでは効果はありません。
大切なのは、一緒に使う化粧水の成分です。
浴びてしまった紫外線への対策としておすすめなのが「ビタミンC誘導体」です。
ビタミンC誘導体には、シミや黒ずみの原因となるメラミンの生成を抑えたり、コラーゲン生成を助けたりする働きがあります。
日焼けしてしまった肌への栄養補給としてはピッタリの成分と言えますね。
また、他の効果として肌のターンオーバーを整えるほか、毛穴や皮脂肌のケアにも適していると言われています。
美白に力を入れる方におすすめなのが、「トラネキサム酸」です。
トラネキサム酸は、メラミンの生成の生成を行うメラノサイトを不活性化させると言われており、近年特に人気の成分です。
炎症を抑える作用もあるので、日焼け後の肌にぴったりですね。
その他にもニキビ跡や肝斑、シワにも効果的だということがわかっており、大人の女性にイチオシの成分です。
注意点としては、イオン導入は、普段使用している化粧品と一緒に使えるものと推奨していないものがあります。
導入器の説明をしっかりと確認してから化粧品を選びましょう。
また、イオン導入は日々のケアとして行うものです。
ひどい日焼けの場合は刺激になってしまうので、直後は避けたほうがよさそうです。
おすすめイオン導入器3選
1、ヤーマン『フォトプラスシャイニー』
美容家電の大手であるヤーマンから出ている『フォトプラスシャイニー』は、タレントの指原莉乃さんが愛用品としてYouTubeで紹介したことから話題になった商品。
その魅力は多機能でありながら、毎日1日3分でケアできる気軽さにあります。
また、イオン導入のほか、EMSやLEDができるので、エイジングケアを同時に行いたい方におすすめです。
いつも使っている化粧品も使用できるのが嬉しいポイントです。
2、パナソニック『イオンエフェクター EH-ST78』
『イオンエフェクター EH-ST78』は今自分が使っている化粧品をさらに浸透させることを目的とした美顔器です。
クリアモード、保湿モード、ブライトニングモード、クールモードの4つを備えています。
じんわりと温かい温感のブライトニングモードでは、ビタミンCを肌の角質層まで届けることに特化しています。
手で塗るよりも美容成分を肌に浸透させることができるので、お肌の変化をより早く感じることができそうです。
また、肌の悩みに合わせてモード単独で使うことも、組み合わせることもできます。
3、スキンロジカル『ブロードイオン』
イオン導入とイオン導出のシンプルな2つのシンプルな機能のみ搭載しているのが『ブロードイオン』。
こちらの魅力は何と言っても、時短でケアできることです。
特殊なフェイスパットを顔に当てて行うので、全顔のケアが1回15~30秒でできてしまいます。
私は、美顔器は顔に滑らせることが面倒で、使うのを辞めてしまうタイプなのですが、こちらは一瞬で終わるのでストレスなく続けられています。
同じようなズボラさんにはおすすめです。
専用の化粧水もシンプルな処方なので、成分にこだわる方はチェックいてみてください。
夏の紫外線ケアとして取り入れたいイオン導入美顔器についてご紹介しました。
イオン導入は肌の奥まで美容成分を届けることができるので、今ある肌悩みもこれからの肌トラブルの予防としてのケアにもおすすめです。
ぜひこの夏はイオン導入器を取り入れてみてくださいね。