モデル・ポージング講師の中居よさのです。
美人育児とは、「ママになってもキレイでいたい 」「育児も美容もがんばりたい」といった美人ママになるための育児ではありません。
美人育児は、「娘(子供)を、将来的に美人にするための育児」です。
香りは記憶に強く残る
あいさつをしたときに、すれ違ったときにふわりと、良い香りがする。
香りは余韻として、強く記憶に残ります。
それは本人が去ったあとでも「これはあの人の香り」「あの人は、さっきまでここにいたのね」と分かるほどのものです。
五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の中で、記憶に最も直結しているのが嗅覚です。
つまり思い出はいつも香りと共にあるのです。
「香り」を覚えていませんか?
また逆に「香り」から思い出されることはないですか?
わたしはニナリッチの香水「レールデュタン」を嗅ぐと、母と過ごした子供のころを思い出します。
だっこやおんぶをしてもらったこと。
そしていつもいつも手を繋いでいたかった、という幼い頃の思い。
普段忘れている遠い記憶を、香りは瞬時に呼び寄せるてくれます。
「レールデュタン」は私にとって母を想わせる香りです。
自分に自信を持たせ、人に好印象を与える香り
香水は「目に見えないないおしゃれ」とも言われます。
数多く存在する香りから一つを選び、その日の香りとするという演出は高度なおしゃれです。
また、このおしゃれには2つのメリットもあります。
人に好印象を与える
甘い香りは人に安らぎを与え、柑橘系の爽やかな香りは清潔感を与えます。
香りで周りの人へ印象を演出することは、香りの得意とするところ。
その日によって香りを変えて印象を変えるというのも洒落ています。
その場に適した香水を、見えないオシャレとしてまとうことが出来ればオシャレ上級者といえるでしょう。
自分に自信を持たせてくれる
甘い香りは自分自身にも安らぎをあたえてくれますし、柑橘系の爽やかな香りは、すがすがしい気分を感じさせリフレッシュさせてくれます。
香りで周りの人への印象を演出すると同時に、香りは自分自身にも大きな力を与えてくれます。
香りを味方に付けることは、自己演出美人への第一歩。
私が、お守りのように大切にしているのはこちらの香水。
オレンジブロッサム・サンバックジャスミン・ティアラフラワーの 『幸せを約束する』と言い伝えられている3つの白い花をアレンジした上品な香り。
大好きなフランスの画商のマダムが、私の帰国時に「使いかけだけど、いつか私より似合うようになるからもっていきなさい」と渡してくれた品です。
まだまだマダムのような女性にはなれていませんが、つけるとワンランク上の女性になれているような、そんな感覚になります。
ですので大切なオーディションやプレゼンの前は欠かせない大好きな香りです。
育児中も香りを楽しむために
日本では子供に香水をつける習慣はありません。
ただ、乳児用シャンプーやボディソープ、各社「香り」を熟考し製品販売が行われています。
子供の体に触れるもので、何よりも気になるのはその安全性です。
安全で、そして心地よい香り…を探し回ったときに出会ったのがこちらです。
(故)ゲイリーヤング氏によって創設されたヤングリビング社が目指す商品は安全で、恵まれた土壌でのびのびと育てられた植物たちを丁重な手法で製油にしています。
普通、製油は刺激が強すぎて、皮膚に直接つけてはいけないというのが製油の常識なのですが、こちらの製油は肌に直接つけられるものばかり。ものによっては食品としての許可もとっているため、調味料として使用できるものもあります。
この中でも数年、親子で愛用しているのがこちら「joy」。
名称:ワイエルジョイ[Joy]
タイプ:フローラル
ニックネーム:喜び
香り:甘くエキゾチックな香り
ブレンド:ベルガモット、イランイラン、ゼラニウム、レモン、コリアンダー、タンジェリン、パルマローザ、ジャスミン、カモミールローマン、ローズ
嬉しい、楽しい、ワクワクする感覚び共有、幸せの感度を上げてくれる素晴らしい製油です。
日本が誇るエンターティナーPerfume がライブ前に全員でこの「joy」を身に着けステージに上がるという話も一部では有名です。
香りのある美人育児
子供が香りの知識を身につけ、操れるようになっていくには、まずそれを身近で行っている人の存在が必要です。
「ママっていい香り」
と思ってもらえることが、香り美人への第一歩です。
育児中の香りのまとい方は、通常時とは少し違います。
強く香らせる必要ありません。
あくまで、わたしたちふたりだけの世界が基本です。
ですので舐めても安全な精油を、子供をハグしたときに顔が近くなる耳のうしろや、首の横にうっすらと塗っておく。
ママの香りが気に入った子は、やがて「自分も付けたい」と要求してくるものです。
そうしたら、その香りは親子二人のお守りになります。
朝出かけるときや夜眠る時に、同じ香り胸に吸い込み、互いの幸運を願い合う。
幸せなの時間となるでしょうです。
子供たちは成長し「これが私の香り」という香りを製油や香水であれ、なにかしらの香りの中から「私だけのもの」をみつけてくかもしれません。
それが自分の好みと違ったが場合にも決して否定してはいけません。この美人育児における香りのトレーニングを受けてきたお嬢様であれば、香りの魅力や力、香りでの幸せの共有などを、本人は十分に理解しています。
それでも枠から飛び出し、新しいものにチャレンジしたくなる巣立ち心。
大切に見守っていきましょう。
この日々のことはきっと記憶に残るでしょう
香りは自分にも他人にも大きな影響を与えます。
親子で同じ香りを共有できるのはほんのわずかな時間かもしれません。
けれども、記憶と直結している嗅覚のなせる技。
同じ香りに包まれたこの日々のことをきっとお互い忘れない。
願わくば幸福な思い出として。
だからこそ毎日香りを楽しみましょう。
「あなたは本当に素敵。どの香りにもピッタリなあなたがいる。幸せになる人って香りにも愛されているのね」。
言葉は言魂。
最初はおぼつかなくても、前向きに伝えましょう。
話すことのおおくのことは実現に近づいていきます。
そして、愛する子供達。
ママの誕生日を忘れても、私の顔を忘れても、どうか香りをわすれないで。
いつか、私たちの住む世界が変わったときに、私がどんな姿をしているかわからないけれど、香りがあれば、きっといちばん素敵な私のことをあなたは思い出してくれる。
あなたは永遠に私の宝物。住む世界が変わっても必ずもう一度会いたい愛しい人。
時を超える可能性を持った香りの魔法。
ぜひ育児にとりいれてみませんか?
至高の美人育児を今日からはじめましょう!