連載企画『安座間美優の美書道』では、2023年4月から2024年3月にかけて、書道八段の安座間美優さんが選ぶ美しい語と書を通じて美しい日本語や日本伝統の心をお届けしてまいりました。
この一年間、安座間美優さんは「美書道」の活動やプライベートのイベントなど、様々な進展がありました。今回は特集として『安座間美優の美書道』を振り返ってご感想をお伺いします。
「美書道」での成長と、新たな書道の挑戦
編集部：『安座間美優の美書道』、本当にお疲れさまでした！
言葉を選んだり時間の限り何度も描かれたりと、書道への熱量が高い分、この一年間は大変だったかと思います。そして、とても素晴らしい作品をたくさん届けてくださり、大変感謝いたします。
今、「美書道」をやり遂げてのご感想は？
安座間美優：一つの作品にこんなに向き合った1年間は今までなかったので、すごく自分のためになりましたし、この一年ですごく成長できたかと思います。
言葉を自分で調べることで、色々な言葉を知るきっかけにもなりましたし、今後の書道についての課題もみえてきて、書道の新たな目標もできました。
編集部：書道の新たな目標とは、何でしょうか？
安座間美優さん：今は書道8段で、次の師範まで休んでいたので、また昇段試験を受けようかなと考えています。なので、それに向けてチャレンジしたいと思うようになりました！
編集部：さらに高みに挑戦されるということですね。師範を取得してからやりたいことはありますか？
安座間美優さん：これまでは書道の段や師範は、自分にとってあまり関係なくて楽しくてやっていただけで。一番上の8段を取得した後は、教師、準教師となるのは別にいっかと思っていました。
でも、「美書道」で自分の弱い部分や苦手な部分がわかったので、昇段試験にトライしたいとい気持ちが出てきました。
師範をとって何をやりたいかというよりも、まずは書道の上達に向けて挑戦する気持ちになれたのがよかったと思っています。
編集部：書道への向上心がより強くなったということでしょうか。「美書道」を機会にそう思っていただけて嬉しいです。今後も安座間美優さんの作品にお目にかかれるのを楽しみにしております。
今後も「BIJIN＋」では、安座間美優さんの書道ライフを応援するとともに、時機に応じて「美書道」を企画してまいります。一年間、ご尽力いただき、本当にありがとうございました。
【特集】安座間美優さん GALLERY
ヘアメイク：今関梨華
衣 装：楠玲子
撮 影：中山雅文
執 筆：BIJIN＋編集部
【特集】安座間美優さん PROFILE
安座間美優（あざまみゅう）
- 生年月日：1986年12月26日
- 出身地：沖縄県
- 趣 味：書道、お酒、食
2002年「ミス・セブンティーン」グランプリに選出され、「Seventeen」専属モデルとしてスタート。
その後、「non-no」専属モデル、「CanCam」専属モデル、「AneCan」専属モデルとしてご活躍。
現在はモデル、女優としてドラマ、映画、バラエティー番組等でも幅広く活動中。
趣味の書道は八段の腕前の顔も持ち、最近は命名書でも書道の腕前を披露している。
