ダイエットをしたいけれど「どんなダイエットもなかなか続かない」「ストイックなダイエットは向いていない」「運動は苦手」などという方も多いはず。
そんな方でもだれでも気軽に実践できるのが「レモン緑茶」ダイエット。
「レモンと緑茶で痩せるの?」という疑問に、詳しく答えていきます。
気になる効果、痩せる理由をチェックしてみましょう。
レモンのダイエット効果

レモンといえば皆さんご存知の通り、ビタミンCが豊富で美容に良いイメージがある代表的な食材。
ビタミンCは優れた抗酸化作用や、コラーゲンの生成を助ける働きがあるため、美肌づくりには欠かせない美容成分です。
さらに、レモンはカリウムも豊富に含んでいます。
カリウムは体内の余分な塩分を排出する効果があり、むくみを解消してくれる働きもあります。
体のむくみはダイエットの大敵。
むくみを放置していると、体の巡りが悪く、溜め込みやすい体質になってしまいます。
また、むくんでいる部分には脂肪を溜め込みやすくなってしまうという悪循環も起きてしまうため、その日のむくみはその日のうちに解消することが、ダイエットにおいてとても大切です。
そのほかレモンには、疲労回復に効果的なクエン酸、抗酸化作用・アンチエイジング効果の高いポリフェノール、リラックス効果のあるリモネンなどの美容と健康に効果的な成分が豊富に含まれています。
緑茶のダイエット効果

緑茶にも、レモンと同じくビタミンC、カリウムが豊富に含まれています。
そのほか、脂肪分解酵素を活性化し、体脂肪の分解や代謝促進に効果的なカフェインや、ストレスを緩和する効果のあるテアニンなども含有しています。
テアニンの働きでストレスを和らげリラックス効果を得ることにより、肥満の原因となるストレス食いを抑制し、精神的原因による食べ過ぎを予防することができます。
さらに、緑茶といえば忘れてはいけない成分が「カテキン」です。
カテキンは緑茶の渋み成分であるタンニンに含まれている成分で、優れた抗酸化作用や抗ウイルス作用、ダイエット効果が期待できます。
カテキンは脂肪の消化吸収を抑制する働きがあるため、食前や食事と一緒に摂取することでダイエットにうれしい効果を発揮してくれます。
レモン緑茶の作り方・飲み方

【ホットで飲む場合】
・緑茶を濃いめに抽出する
・レモンを薄くスライスし、絞った果汁を大さじ1加える。
・絞った皮も一緒にいれるのがおすすめ(無農薬のレモンを選びましょう)
【アイスで飲む場合】
夏など冷たいレモン緑茶を飲みたい場合は、ホットで飲む場合よりもさらに濃く抽出し、氷を入れたグラスに緑茶とレモン果汁、スライスを加えましょう。
緑茶をいれるのが面倒な方は、市販のペットボトル飲料を活用するのもおすすめです。
・500mlのペットボトルの緑茶の中身を100mlほど減らしておく。
・レモン果汁大さじ3と、絞ったスライスをペットボトルの中にいれて軽く振る。
ペットボトルで作れば持ち歩きもできるため、外出時やオフィスなどでも飲むことができますね。
簡単手順で気軽に実践できるレモン緑茶ダイエット。
飽きのこないすっきりとした味わいなので、いつもの水分補給の代わりとして手軽に置き換えることができ、継続しやすいのもうれしいポイント。
日中の持ち歩きはペットボトルに入れてアイスで飲むのも良いですが、朝目覚めてすぐに飲む場合には、体を冷やさないためにホットで飲むのがおすすめです。
小腹が空いた時には炭酸水で割ると空腹感を満たす効果も得られ、間食がやめられない方のダイエットのサポートにも。
美味しく簡単に実践できる「レモン緑茶」ダイエットで、溜め込みにくいスッキリとした健康美を目指しましょう。