腸育コンシェルジュのshihoです。
レモンといえばビタミンCの代名詞。
「美肌・美白に良さそう」「健康に良さそう」というイメージをなんとなく持っている方も多い食材ですよね。
もちろんビタミンCを多く含み、女性にはうれしい効果がたくさんあるのですが、レモン果汁を摂るメリットはビタミンだけではありません。
今回は、レモンが美容と健康におすすめの理由や栄養素、取り入れる際の注意点などを詳しくご紹介していきます。
ビタミンだけじゃない【レモンの栄養素】
・ビタミンC
レモンの栄養素といえばまずは「ビタミンC」。
ビタミンCはみなさんご存知の通り美肌には欠かせない栄養素で、シミを防ぎ免疫力を高めてくれます。
レモン1個分の果汁で約15mgのビタミンCが摂取できます。
丸ごと1個の摂取の場合1個ああたり約100mgのビタミンCを摂取でき、同時に皮に含まれる食物繊維を摂ることが可能ですが、レモンの皮には農薬や殺菌剤などの化学物質が多く付着しているので、皮ごと食べる際には無農薬の有機レモンを選ぶように注意しましょう。
・ヘスペリジン
「ヘスペリジン」はポリフェノールの一種で、抗酸化作用や毛細血管を強化する作用があります。
血流改善や高血圧の予防、アレルギー反応による炎症の予防、花粉症予防など、健康維持にも良い成分。
さらに、コレステロール値を低下させる効果も期待されているため、ダイエットにも効果的です。
・フラボノイド
野菜や果物などの色素や苦み成分にもなっているポリフェノールの一種「フラボノイド」。
フラボノイドは抗酸化作用・デトックス作用、アンチエイジング、ストレス緩和、がん抑制、免疫を整える、血液をサラサラにするなど、美容と健康にうれしいさまざまな効果があります。
・クエン酸・カリウム
レモンにはクエン酸やカリウムも豊富に含まれています。
クエン酸はカルシウムや鉄の吸収を助ける効果があり、カリウムは美肌を保ちデトックス効果も発揮するため、美容には欠かせない栄養素といえます。
レモンを摂取する際のポイント
1)有機レモンが手に入らない場合は皮を剥く
前述した通り、レモンの皮には農薬や殺菌剤などの化学物質が多く付着しているので、皮ごと食べる際には無農薬の有機レモンを選ぶように注意しましょう。
もしも有機レモンが手に入らない場合は、レモンの皮は食べない方が良いでしょう。
レモン果汁を絞る際に、皮に散布されている毒素が混じってしまうため、レモンを絞る前に皮は剥いておくのがおすすめです。
2)しぼりたてを摂取しよう
レモンを摂取する際は、「しぼりたて」のレモン果汁を摂取するのがポイント。
レモンに含まれているビタミンCは酸化が早く、切った瞬間からビタミンCがどんどん減少してしまうので、しぼりたてを使うようにしましょう。
3)お湯に混ぜると効果半減
レモンのビタミンCはお湯に混ぜたり加熱することでも減少してしまいます。
そのため料理に使用する際は、料理の仕上げに果汁を加えたり、皮を添えるのがおすすめです。
お湯で割ったホットレモンなども冬場は人気で体に良いイメージがありますが、お湯に混ぜてしまうとビタミンCが破壊されてしまい効果が激減するため、常温水で割るようにしましょう。
4)実は避けたい蜂蜜やお酢との組み合わせ
レモンというと、はちみつレモンやレモン果汁とお酢を薄めて割ったドリンクなどがイメージしやすいですが、実はこの組み合わせはあまりおすすめではありません。
レモンは通常の水をアルカリ性に変化させ、美味しくしてくれるだけでなく、体にも良い質へと変えてくれます。
「アルカリ性にしてくれる」ということがとても重要なのですが、レモンを酸性食品である蜂蜜やビネガーと混ぜてしまうことで、強い酸性に傾いてしまいます。
レモンは水に果汁を混ぜて飲むのがおすすめですが、さらに良い組み合わせはしぼりたての生姜です。レモン果汁と生姜を組み合わせることで肝臓の保護と治癒効果が期待できます。肝臓を保護するのは健康にはもちろん、美容のためにも重要です。
身近に手に入る美人フード「レモン」。
ビタミンCによる美肌効果だけでなく、美容と健康にうれしいさまざまな優秀な栄養素を含んでいます。
いつものお水にフレッシュなレモン果汁を絞って、うつくしい肌と体を手に入れましょう。