モデル・ポージング講師の中居よさのです。
美人育児は、「娘(子供)を、将来的に美人にするための育児法」です。

美しくなるのに鏡は必須です

「鏡よ、鏡よ、世界で一番美しいのはだぁれ?」
白雪姫の継母は鏡に問います。
毎日、毎日、毎日。
その答えが
「それは貴女です。」
であれば穏やかでいられる。
そして鏡の答えが
「それは白雪姫です。」
に変わった日、平穏は終わり、毒リンゴへの物語が始まります。

「美しいのは貴女です」と言葉をくれる鏡。
魔法の鏡は「世界一の美女」であり続けたいと願う彼女の心の支えでした。

さて、魔法の鏡は本当に存在したのでしょうか?
鏡は本当に「美しいのは貴女です」とこたえていたでしょうか?

こうも考えられませんか?
鏡の答えは彼女自身の心の答えだった。

素顔、メイクした顔、おしゃれした姿、体調、喜び、悲しみ、老い。

鏡はそこにあるものを映します。
恐ろしいほど正直に映します。

外見も、内面も映し自分を見せてくれる鏡。
すべての鏡は魔法の鏡。

美しくなるのに、鏡は必須です。
鏡の前に立ち、自分を見つめることから、美人の物語は始まるのです。

鏡で自分を客観視「敵を知り己を知れば百戦危うからず」

人間は自分の姿を、自分の目で見ることが出来ません。
ですので古来から人間は鏡を見続けてきました。
それは自分の姿を客観視するためです。

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」

敵を知って、自分の事を知っていれば、百回戦っても負けることはない。
古代中国の春秋戦国時代の軍事思想家「孫子」の残した最も有名な教訓の一つ。

皆さん、美は戦いです。
世の中を生きるとき、女性は必ず、美の戦いに挑むことになります。

美人育児はこの美の戦国の世を、強くたくましく華麗に生きる美人になる訓練を親子で行っていく育児法
自分を知ることは、生きるため、美しくなるためには欠かせません。
それを助けてくれる心強いのアイテム、それが鏡なのです。

自分の持っている身体的な美しさ、欠点。
表情やボディランゲージが相手に与えている印象。

様々なことを鏡は教えてくれます。
鏡で己を知ることは、美の百戦危うからずへの道であることは間違いありません。

鏡が人に与える影響4つ

  1. 自分を客観的に見ることで冷静な判断が出来る。
  2. 目に付くところに鏡があることで、“見られている意識”が働き自然と美意識が強くなる。
  3. なりたい自分を想像しやすくなる。
  4. 鏡の前ではだらけにくい。

必ず持ちたい全身が映る鏡の基準

私はモデルにポージングを指導したり、産後ダイエット講座を開催していますが、講座の中で、必ずお伝えするのは「全身が映る鏡を、持って下さい」ということです。

これは美人育児でも同じこと。
お子さんに、どうか全身の映る鏡を持たせて下さい。

鏡の大きさは、大きければ大きいほど理想的ではあるのですが、最低限おさえておきたい基準はこちら。

1. 幅45㎝以上

日本人の平均的な肩幅は45㎝。
全身を見やすくするためには45㎝以上の幅が必要です。

2.高さ160cm

床から160㎝。
子供を映すのに160㎝以上も!?と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
両手をおおきくあげたり、ジャンプしたり、アグレッシブな動きにも対応出来る高さは約160㎝。

また、鏡は家族で共有することが多いので、お母さん、お父さんの身長も考慮すると160mは欲しいところです。

3 鏡との距離は約1m

幅と高さが基準を満たしていれば、鏡との距離を約1mとれば全身がしっかり映ります。

我が家は160×60、180×90を中心に鏡をいくつか配置していますが、幅60㎝あれば、ポージングの練習や、多少の動きの練習ができます。

価格もお手頃なのでオススメの鏡です。(鏡部分は高さ150cmなので身長を考量して下さい)

こちらは、肩関節の位置を鎖骨より下げる練習をしているところ。
ポージングに限らず、姿勢を整えるなどは、全身が映る鏡があると、鏡の前を通った時にちょっとやってみる的な習慣がついてきます。ダイエットにも効果的!


180cm×90cmの鏡を2つを置けばは小さなスタジオ的に使用できます。

4.危険なのは小さな鏡のみで部分的に自分を見ること

物事はバランスです。

全身で美を完成させる、感性を育てていくには、全身を見る習慣、つまりは全身がきちんと映る鏡が必要なのです。
ちなみに5畳程の子供部屋に160×60の鏡をおくとこんな感じになります。

もちろん、洗面台やドレッサー、小さな鏡も様々な場面で活躍してくれます。
大切なのは全身が映る鏡を一つは必ず持つことです。

どうか鏡を恐れない心を育んであげてください


「鏡よ鏡よ鏡さん、この世で一番美しいのはだぁれ?」
これを親子で鏡の前で言ってみましょう。
あなたは鏡になり
「それは○○です」
とお子さんの名前を答えて下さいね。

幼ければ幼いほど、まっすぐにその言葉を受け止めてくれるでしょうが、少し大きくなって「でも・・・」がうまれてきたら、鏡に映るお嬢様のすべてを、世界で一番素敵なものと、教えてあげましょう。

「小さいのに賢くていろんな夢がつまった頭」
「ツヤツヤで綺麗な髪」
「シュッとして猫みたいな素敵な目」
「小さいのに息を吸って吐ける立派な鼻」
「ぷるぷるのグミみたいな唇が笑うと、もっと美味しそうに見えちゃう」
「肩を落として、そう長いキリンさんみたいな首」
「鳥の羽みたいに動かしたり出来るしなやかな腕

こうやって足先まで、すべてのパーツを認めていきます。
自分がいかに美しい存在なのかを教えてあげるのです。


時には「肩を落として」や「足を伸ばして」「にっこり笑ってみて」
より美しくなるアドバイスをしながら、鏡と対峙する勇気を育ててあげましょう。

そう、鏡は真実を映す残酷な存在。
鏡と対峙するには勇気が必要なのです。
けれども、この鏡と対峙する強い心さえあれば、鏡は必ず美を女性に与えてくれます。
どうしたら美しくなれるか、鏡は生涯を通して教えてくれるでしょう。

鏡を味方につけたら百戦危うからず。
どうか鏡を恐れない心を育んであげてください。

そして私たち自身も、老いていく肉体で、どう品良く美と共にいられるかを、鏡から学びましょう。くじけそうになったときには、隣にいる小さな白雪姫に「ママのどこが綺麗?」と聞いてみましょう。

「抱っこしてくれるたくましい腕」とか「その耳のキラキラのピアス」とか、何かしらの褒め言葉をくれるはず。

それはちょっと期待はずれなものかもしれないけれど、「いつまでも抱き上げられるように体幹を鍛えておこう。」「普段からピアスだけは素敵な物を付けておこう。」励まされることは必ずあります。

白雪姫の継母は一人ぼっちでした。
白雪姫も一人ぼっちでした。
でも私たちは一人ではありません。

「世界で一番美しいのはあなたの娘です」

そう鏡が答えた日、毒リンゴは必要ないのです。
つないだ手を離し、美の戦国の世に、たくましく独り立ちしていく後ろ姿を、眺めること。

美人育児という物語を楽しみましょう!