美容家の岩倉陽子です。
美しい髪を保つためには欠かせないヘアケア。
シャンプーやトリートメントにこだわっている方も多いのではないでしょうか。
しかしどんなにいいシャンプーでも、洗い方が間違っていると効果は半減してしまいます。
そこで今回は、ヘアケアの基本である「正しい髪の洗い方」をまとめてみました。
毎日行うことだからこそ、正しい方法を身につけましょう！
ひと手間が大事「ブラッシング」&「すすぎ」
ブラッシング
まずお風呂に入る前には「ブラッシング」をするのがおすすめ。
頭皮や髪についたホコリや汚れを落とし、髪の絡まりをほどいてあげます。
ブラッシングをすることでシャンプーの泡立ちが良くなり、洗っている時に髪の毛同士が絡まるのを防ぐこともできます。
すすぎ
さらにシャンプーの前にしてほしいことがもう1つ。
シャワーを使ってお湯でしっかり髪を流してあげてください。
この「すすぎ」をしっかりすることで、髪の汚れの7〜8割は落ちるともいわれています。すすぎ時間の目安は1〜2分ほど。
少し長く感じるかもしれませんが、丁寧に行うことで髪の内部まで水分が行き渡り、摩擦やダメージを防ぐ効果もありますよ。
しっかり流そう「シャンプー」&「トリートメント」
シャンプー
いよいよシャンプーをしていきましょう。
ポイントは「頭皮を洗う意識をもつこと」と、「爪を立てずに優しく洗うこと」です。
髪の毛同士をゴシゴシこすり合わせる洗い方は、髪が摩擦のダメージを受けてしまうだけで、頭皮の汚れまで落とすことができません。
しっかり泡立てて髪を包み込むように洗い、頭皮も指の腹を使って優しく洗いましょう。毛先だけでなく根元から洗うことで、頭皮の汚れも落とすことができますよ。
洗い流すときも、シャンプーが残らないようにしっかりと流してくださいね。「丁寧に洗ってしっかり流す」がシャンプーの基本です。
トリートメント
トリートメントの役割は髪に栄養を与えて、キューティクルを整えること。
トリートメントは頭皮ではなく髪につけてください。
髪の毛先から中間辺りまで、まんべんなく揉み込むようにつけましょう。頭皮につけてしまうと毛穴のつまりや肌トラブル、フケの原因になることも。トリートメントは必要以上につけないことを覚えておいてくださいね。
5分ほど時間をおいたらしっかり洗い流しましょう。
トリートメントも洗い残しはNGです。しっかり洗ってもトリートメントの効果を損なったりはしないので、すすぎも丁寧に行なってくださいね。
「ドライヤー」はなるべく早く
お風呂からあがったら、なるべく早めにドライヤーをするのがおすすめ。
実は髪が濡れている状態は、ダメージを受けやすく髪の内部も乾燥しやすい状態なのです。
乾かすときのポイントは「事前のタオルドライ」「髪が乾きにくい部分から乾かしていく」こと。
毛先ではなく「髪の根元」から上から下に乾かすようにしてください。
1度覚えてしまえば、続けるのも難しくないはず。
コツコツと自分の手でケアをしてあげることが、美しい髪への近道ですよ。正しい方法を身につけて、日々の習慣にしていきましょう！
