美人づくりのために欠かせない目元のケア。
目のまわりは、加齢によって変化のでやすいポイントのひとつ。
目のたるみがあると、目の下のクマがひどく見えてしまうという影響も。
目元にたるみがあるだけで疲れ顔・老け顔に見えてしまい、見た目年齢を大きく左右します。
そんな目元のたるみをなくすには、美容クリニックでのたるみ取りやリフトアップが必要と思っている方もいるかもしれませんが、セルフケアでもしっかりと効果を出すことができます。
今回は自分で簡単にできる、目のたるみ撃退法をご紹介します。
目のたるみができる原因は?
そもそも目の下のたるみはなぜできてしまうのでしょうか?加齢による影響はもちろん大きいですが、おもに考えられる3つの原因があります。
・目元の筋肉の衰え
目の周りには、眼輪筋という筋肉がありますが、この筋肉が加齢によって低下してしまうと、引き締まりが弱くなり、目の下がたるむ原因に。
筋肉の力が弱まると、眼球をクッションのように支えている目の下の脂肪が前に出てきてしまうことで、目の下のたるみが発生します。
・肌のハリの低下
これは目の下のたるみだけに言えることではありませんが、加齢による老化や、乾燥や紫外線のダメージを受けてしまうと、肌の組織が破壊され、肌のハリを失ってしまいます。
肌内部の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなどの組織が減少し衰えることで、肌のハリがなくなり、目元のたるみが発生します。
・目の酷使
現代人はスマホやパソコンの使いすぎにより、つねに目を酷使している状態が多く見られます。
長時間のスマホ・パソコン作業や、目を酷使する細かな仕事など、目元に負担をかける時間が長ければ長いほど、目元のたるみを引き起こしてしまいます。
見出し 目の下のたるみ解消法
目の下のたるみができる原因をチェックしたら、あとは解消するのみ。眼輪筋を鍛えるエクササイズを習慣づけ、セルフケアでしっかりと目元のたるみを解消していきましょう。
1. 眼輪筋を鍛える「下まぶたトレーニング」
まずは、上まぶたが動かないように、指で上まぶたを軽く押さえておきます。
下まぶたに力が入るように意識をして、下まぶたを上に持ち上げるようにして5秒間キープしましょう。
その後、ゆっくり元の位置に戻します。これを片目ずつ5セット行いましょう。
2. 眼輪筋を鍛える「8の字トレーニング」
両目を見開き、顔を正面に向けて、頭を動かさないようにして、∞を描くように眼球を大きくゆっくりと左右に動かします。
このとき、額にしわが寄らないように注意するのがポイントです。
回転方向を変えて、それぞれ5回ずつ行いましょう。
3. 眼輪筋を鍛える「目の見開きトレーニング」
額が動かないように、手のひらを当てて軽く押さえます。
目のまわりの筋肉をしっかりと使うことを意識して、両目をぎゅっと閉じて5秒間キープします。
今度は思い切り目を見開いて、さらに5秒間キープしましょう。
これを5セットほど繰り返すことで、目のまわりの筋肉全体を鍛えることができます。
いつでもどこでも簡単にできる、この基本的なエクササイズで目元の筋肉をしっかりと引き締めましょう。
目の下のたるみに効果的な食事とは?
コラーゲンやエラスチンの組織を保ち、肌のハリをキープすることも、目の下のたるみ解消に効果的です。コラーゲンを含む食事も積極的にとるようにしましょう。
コラーゲンを豊富に含む食材といえば、スッポンやフカヒレなどをイメージする方も多いかもしれませんが、おうちご飯で手軽に摂取することのできる食材もたくさんあります。
コラーゲンを含むおすすめ食材は、豚バラ肉・鶏皮・手羽先・牛スジ・豚モツ・エビ・カレイ・うなぎなど。
意識的に食事に取り入れてみましょう。
年齢を重ねるごとに気になる目の下のたるみ。
毎日のセルフトレーニングや、食事に気をつけるだけで、たるみのない、ハリのある目元をキープすることができますよ。
しっかりとケアをして、見た目年齢に差をつけましょう。