3回にわたってお届けする吉年愛梨さんへの「BIJIN+」インタビューの2回目です。
吉年愛梨さんは、青森放送やWOWOWを経て、現在は地上波のニュース番組などを中心にキャスターとしても大活躍中のフリーアナウンサー。
美食店での対談の2本目は、溢れる清潔感や醸し出す気品などの持ち前の美しさの秘訣を、ファッションから美の価値観までお伺いしました。
顔色はトーンアップさせて自信のあるパーツは魅せる
編集部:ファッションへのこだわりをお聞きしてもいいですか?
吉年さん:もともと白い服が好きなんですが、やっぱり顔が明るく見えるからです。
編集部:職業柄レフ版効果を考えてでしょうか。今日のお洋服も白系のワンピースですね。
吉年さん:明るいトップスだと収録のときにレフ版効果を発揮してくれるという点もありますね。
今日もそうですが、プライベートでもシンプルな服が多いですね。
デコルテが出るような服だと首が長く見えるし、手首や足首が出ると手足が長く見えるので、自分の自信のあるパーツが出るような服を着るのがポイントだと思っています。
編集部:アナウンサーのさり気ない露出の仕方は品があってとてもお手本になります。
自信のあるパーツを上品に魅せる方法、さっそく取り入れます!
白の服がお好きということですが、白以外に好きな洋服のカラーはありますか?
吉年さん:ネイビーや青の寒色系です。
青系の色は、肌が白くハッキリみえるのと、ボディラインは引き締まってスッキリみえるからです。
身につけたい!洗練された美しい話し方
編集部:吉年さんは言葉遣いや話し方までとても美しいのですが、話すプロではない私たちは普段どのようなことに気をつけたらいいですか?
吉年さん:若い子がやりがちな「~で」とか「~が」という文の途中で言葉を伸ばして上げ調子で話すのは落ち着きがないように感じますね。
伸ばしたりせず、文の締めはしっかり着地する感じで話すといいです。
あと、職業病として気になってしまうのは「ら抜き言葉」ですね。
街中で聞こえてくる会話でも「食べれる」じゃなくて「食べられる」だよって思っちゃいます。
編集部:語尾は伸ばさず、「ら抜き言葉」に気を付けたいと思います。
吉年さんのご出身は大阪とのことですが、関西弁の面影がないですよね。
吉年さん:やっぱりアナウンサーなので、イントネーションはとても気をつけています。
会話では問題なくても単語の一つひとつに関西弁のイントネーションが入らないようにって。
編集部:関西弁を使ってる様子が想像できないです。地元に帰ったら元に戻るんですか?
吉年さん:地元の友達とは普通に関西弁を話しますよ。
そしてまた東京に戻ってきたら標準語にすぐに切り替えられます。
東京にいるときは、出身が大阪の人とも標準語で話すようにしています。
アナウンサースクールでも「関西のアクセントは忘れなさい。日ごろから使っているといつまで経っても正しいアクセントが身に付かないから」と言われていましたので。
シワのない洋服から美人のライフスタイルは築かれる
編集部:吉年さんにとっての美人の定義は何でしょうか?
吉年さん:「肌や髪がきれい」「洋服のシワがない」のような生活に直結する部分です。
お金ではなく手間をかけているスタイルは「美人」だなと思います。
編集部:肌や髪をキレイにしたいって頑張る人は多いですが、洋服まで目をつけられているとは。
吉年さん:私は洋服のシワとかがすごく気になってしまうので、少しでもシワがあると必ずアイロン掛けをするようにします。
キチンとしていると余裕感がでますし、そういった生活は美しさが表れると思います。
編集部:ライフスタイルからして美を極めていますね。
美しさは毎日の生活からもにじみ出てくる、吉年さんがおっしゃると説得力があります。
北川景子さんが好きで、SNSはしない派?
編集部:吉年さんにとって「美人だな」と思う芸能人はいらっしゃいますか?
吉年さん:芸能界では北川景子さんです。あと、グリナザ(古力娜扎)さんも。
お二人ともきれいで透明感がありますよね。
雑誌『Seventeen』を読んでいた頃から北川景子さんが好きで、ブログなども読んでいます。
文章がとても丁寧にしたためられていて素晴らしいなと思っています。
また、ご本人はSNSを一切やっていないのに、ダイゴさんのインスタにちょっとだけ映ったりするスタイルも素敵です。
編集部:そういえば吉年さんもSNSをされていませんよね。
何かポリシーがあるのでしょうか?北川さんの影響とか?
吉年さん:いえ、私みたいな人は積極的にSNSをやった方がいいのかもしれないですけど。
投稿しちゃいけない写真や内容をアップしてしまう不安もありますし、フォローの相互関係で人間関係を推測されたりするのも避けたいなと思って。
私も誰かのSNSを見て「こんな人だったんだ」って、がっかりするようなことも偶にあるのですが、固定のイメージがつかないようにもしたいなと思っています。
最近では投稿に対して誹謗中傷が多かったり、SNSがきっかけで人間関係が壊れたりする場合もあるので、私は穏やかに過ごしていたいです。
でも、SNSを上手に利用して自分の宣伝に上手く使えている人はとても素敵だなって思いますね。
編集部:SNSをされない理由が気になっていたんですが、とても思慮深いですね。その分、WEBメディアの「BIJIN+」に登場していただけるのはとても貴重です。本当にありがとうございます。
以上、今回はファッションから言葉遣い、美の定義など、美しさの本質をお伺いしました。
次回は、吉年さんの今後の目標や読者へのメッセージをご紹介します。
今回のBIJIN+インタビューの会場
IL TEATRINO DA SALONE (イル テアトリーノ ダ サローネ) address 東京都港区南青山7-11-5 HOUSE7115 B1F TEL 03-3400-5077 opening hours lunch 12:00~13:00 L.O.(15:00 CLOSE) dinner 18:00~20:00 L.O.(22:30 CLOSE) http://www.ilteatrino.jp/