美容クリニックでの施術としていま話題となっているのがスネコス注射。
とくに目元のエイジングケアに効果的で、ほかの施術に比べてリスクが少ないとされている人気の治療です。
年を重ねるにつれて、女性ならほとんどの方が気になるエイジングケア。
スネコス注射がおすすめの理由とは?
その特徴や効果を詳しく解説していきます。

スネコス注射とは?

スネコス注射は、近年美容業界で次世代の若返り治療として注目を浴びている人気の治療法です。
その名の通り、スネコスという薬剤を注射により肌に注入し、アンチエイジングをはかります。
この注入剤はイタリアで開発されたもので、主成分は非架橋ヒアルロン酸と6種類のアミノ酸(コラーゲンの生成を促進し肌のハリを蘇らせるグリシン・L-プロピン・L-リジンと、エスラチンの生成を促進し肌にハリと弾力をもたらすL-バリン・L-アラニン、タンパク質の合成を促進するL-ロイシン)を掛け合わせたものとなります。
ここでポイントとなるのが、ただのヒアルロン酸ではなく、非架橋ヒアルロン酸を使用しているということ。
非架橋ヒアルロン酸とは、通常のヒアルロン酸よりもサラサラとしていて塊やシコリになりにくく、より自然な肌の仕上がりを目指せるのが特徴です。
一般的なヒアルロン酸は、涙袋を形成したり、鼻を高くしたり、おでこに高さを出したりと、形を作る施術に使われます。
そのため、すぐに体内に吸収されにくいように、形成に適した特殊な加工「架橋」がほどこされています。
一般的にヒアルロン酸というと、この加工がされているものを指すため、この加工がされていないスネコス注射のヒアルロン酸は、「非架橋ヒアルロン酸」と呼ばれています。
また、ヒアルロン酸を単体で注入するのではなく、複数のアミノ酸を配合して同時に注入することで、コラーゲンの生成やエラスチンの合成を促進させ、ハリと弾力のある肌に若返らせてくれる効果が期待できます。

スネコス注射で期待できることは?

スネコス注射は肌にハリと弾力を与えるアンチエイジング目的で使用されることが多い注入剤ですがとくに下記の悩みの改善に効果的です。
・目の下のクマ
・目元の小ジワ
・眉間のシワ
・額のシワ
・ゴルゴラインのたるみ
・顔のたるみ
・ほうれい線が目立つ
・口元のちりめんジワ
・顎のシワ
・首のシワ
目の下のクマ治療は、クマの種類によって改善が難しく、なかでもとくに、血流が滞ることで起こる「青クマ」や、加齢によって目のまわりのたるみが起きて生じる「黒クマ」は治療が難しいとされています。
スネコス注射を目の下に打つことで、クマ部分のコラーゲンとエラスチンの合成を促し、肌のハリや弾力の回復を目指すことができるため、このような治療の難易度が高いクマの改善にも効果を発揮することが可能です。
また、目元の小ジワや口元、額、首などのシワやたるみは、加齢などによりエラスチンが減少・変性することにより、肌の弾力が失われて生じます。
スネコス注射を打つことで、エラスチンを増加させるように繊維芽細胞を刺激することができるため、目元などの皮膚がとくに薄い箇所も含め、さまざまな部位のシワやたるみの悩みを改善できます。
このような症状の改善に加えて、スネコス注射による美肌効果、美白効果、若返り効果も期待できます。

効果はどれくらいで出る?

スネコス注射は注入から約1週間をすぎたあたりから徐々に皮内の水分量が増えて、シワや肌のハリ感、保湿効果などが現れます。
約1ヶ月間の期間をかけて少しずつ肌のコラーゲン・エラスチンの増生効果が現れ、さらなるツヤと弾力性が増し、初回注入から2ヵ月後にシワやたるみの改善が顕著になります。
2週間に1度のペースで集中的に3回続けて注入するのが理想とされており、その後は半年から1年間に1度のペースでメンテナンスをするのがおすすめです。


治療が難しい目の下のクマや、顔のあらゆる部位のシワやたるみに効果的な次世代アンチエイジング治療のスネコス注射。
一般的なヒアルロン酸注入よりもなめらかでサラサラとした製剤なので固まってしまったりシコリになってしまうというリスクも少なく、見た目にも自然に仕上がるのが特徴です。
とくに目の下などは皮膚がうすく、ヒアルロン酸注入はまれにボコボコとした不自然な仕上がりになってしまうことがあるので、そのようなリスクを避けたい方にもおすすめです。
低リスクで肌組織を改善できるスネコス注射で、シワやたるみのない若々しい肌を取り戻しましょう。