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冷えた身体は女性の大敵。
体温が低いと、免疫が落ちたり生理痛が重くなったり、自律神経が乱れたりします。
末端冷え性に長年悩んでいる女性も多いですよね。
そもそもなぜ、体温が低いと身体に不調がでてくるのか・・・

毎年秋になると身体に不調が出やすいのは、夏が過ぎ、急激に気温が下がることで、体温が一気に低くなりやすくなってしまう、というのも1つの理由です。
今日は、簡単にできる体温の上げ方についてご紹介させていただきます。

インナーを見直してみる

冬になると、寒さゆえに、瞬時に温めてくれるインナーを好んで着てしまいがちです。
ただ、繊維の力で瞬時に温めてくれるアイテムには、身体の本来の“深部体温”を下げてしまうというリスクがあります。

というのも、最近の真冬用インナーは機能がよすぎるゆえに、本来私たちに備わっている“体温の調節機能”が衰えてしまうのです。
なぜ“体温の調節機能”が衰えてしまうのか。

その理由は、瞬時に温めてくれるようなインナー等は化学繊維でできていることが多いため、身体に電気が溜まりやすく、身体に電気がたまることで血行不良や肩こりに繋がってしまうためです。

結果、寒い日に、すぐにでも温めてくれるようなアイテムを毎日、絶対に着てはいけない!というわけではなく、毎日のように着ている方は頻度を減らしてみることや、お布団の中だけでも化学繊維から離れてみることも、本来ご自身が持つ“体温調節機能”を上げることに繋がり、免疫UPになります。

ふくらはぎをほぐす

私たち人間は、下半身に血液が70%集まっていると言われています。
ふくらはぎには血液がたまりやすい分、老廃物もたまりやすいです。
1日5分、ふくらはぎを手のひらでほぐしたり、5本の指で軽く摘まんだりしてみましょう。

注意点が1点、ふくらはぎを“揉む”行為は、刺激が強すぎると血栓のリスクも上がってしまうため、“ほぐす”ようにしてあげてください。
“ふくらはぎをほぐす”たったこれだけなら、おうち時間でもオフィスでもできます。
毎日のように触っていると、ふくらはぎのかたさで自分の免疫レベルが分かってきます。

・かたい時→下半身の血流が悪いし身体も冷えやすい、つまり、“身体が疲れていたり、 免疫力が落ちている可能性がある”

・柔らかい時→下半身の血流がよく身体が冷えづらい、つまり、”元気、免疫力がきちんとある可能性が高い”

となります。
さらに、下半身の血流をよくすることは、生理痛の緩和にも繋がります。
生理痛には、足三里(あしさんり)というツボがよく挙げられます。

足三里は、膝のお皿の外側から3~5cm下におりて、スネの骨の外側にあります。
やり方は、親指で優しく息を吐きながら、5秒を数回繰り返し押します。
生理痛で辛い時などに押してみてください。

ゆったり呼吸をしてみる

日頃、家事や仕事等でストレスを感じていると、知らない間に呼吸が浅くなってしまいます。
深い呼吸をすることで、代謝が良くなり基礎体温があがります。
また、深い呼吸をすることで副交感神経が優位になるので、胃腸の動きもよくなります。

激しい運動をしなくても、たったこれだけでも深部体温が上がるので、まずは1日に1回、1分でも十分なので、行ってみてください。
脳もリセットされ、脳疲労の解消にも繋がります。

今回は、簡単にできる冷え対策をご紹介させていただきました。
お家でもオフィスでも電車でもどこでもできますが、冷え性はすぐには治りません。
基礎体温が下がり免疫が下がってしまう前に、日常に少しでも取り入れてみていただけると嬉しいです。