「飲む点滴」と言われるほど、美容・健康に役立つ健康飲料「甘酒」。
美人な女性は甘酒を飲むことを習慣化している人も多く、SNSなどでも注目を集めています。

ダイエット・美肌などの美容効果だけでなく、便秘改善・腸内環境改善などの健康効果も兼ね備える甘酒。
どのような効果があるのか、甘酒の種類の解説と合わせて詳しくご紹介します。

「酒粕・米麹」2種類の甘酒

甘酒=お酒と思っている方もいるかもしれませんが、市販の甘酒の多くはアルコールが入っていないものが多く登場しています。
甘酒には、酒粕からつくられるものと、米麹からつくられるものの2種類があります。

酒粕からできる甘酒

酒粕は、米麹に酵母と乳酸菌を加え発酵させたもので、日本酒をつくる過程でできるもの。麹菌・酵母・乳酸菌の3つの発酵パワーで身体を健康に導きます。

酒粕には、たんぱく質・炭水化物・食物繊維・ビタミン・ミネラル・アミノ酸・葉酸・B-グルカン・有機酸など、豊富な栄養素が含まれています。

米麹からできる甘酒

米麹は、蒸したお米に麹菌を繁殖させたもの。
米麹からできる甘酒は、発酵させたもので、アルコールが含まれていないため、ちいさな子供や妊娠中の方も飲むことができます。

米麹には、ビタミンB群・葉酸・パントテン酸・ビオチン・ナイアシンなどの栄養素が含まれています。

甘酒の効果は?

1)ダイエット効果

甘酒は栄養価が高いだけでなく、コレステロール上昇抑制作用や血圧を下げる作用、血流改善により体温を上げる効果などがあり、ダイエットにも効果的です。

ダイエットの強い味方:リパーゼ・ブドウ糖


甘酒に含まれる酵素のひとつリパーゼには、脂肪を分解する効果があります。

さらに、甘酒に含まれるブドウ糖には、腸内の消化を助ける働きや血糖値をあげる作用があります。
そのため、甘酒を飲むと満腹中枢が刺激され、少量の甘酒でも満腹感を得ることができ、ストレスなく空腹感を抑えることができるのです。

2)美肌効果

甘酒は、肌のキメを整え、美肌に導く効果も期待できます。
甘酒には、美肌づくりに欠かせないビタミンB2やB6、ナイアシンなどのビタミンB群が豊富に含まれています。

また、皮膚や粘膜をつくる成分の多くはたんぱく質により構成されていますが、ビタミンB群は、このたんぱく質の代謝を高める効果もあります。

甘酒の摂取によりたんぱく質の代謝を活性化させることで、肌の古い角質や老廃物を取り除き、健康的な透明感のある美肌へ導くことができます。
肌のシミやくすみ、目の下のクマが気になる方にもおすすめです。

3)アンチエイジング

米麹由来の甘酒には、エルゴチオネインという成分が含まれています。
このエルゴチオネインは、抗酸化作用が強く、光により肌の老化を防ぐ効果があると言われています。
活性酸素を除去する効果もあるため、アンチエイジングにうれしい効果が期待できます。

この成分は米麹由来の甘酒のみで、酒粕由来の甘酒には含まれないので注意しましょう。

4)腸内環境改善・便秘解消

甘酒は発酵食品なので、腸内環境を整えてくれるイメージをお持ちの方も多いはず。
その秘密は甘酒に含まれる豊富な食物繊維とオリゴ糖にあります。

食物繊維とオリゴ糖を同時に摂取することにより、腸内の善玉菌を増やすことができるため、腸内環境を整えて、排便を促進する働きがあります。
便秘でお悩みの方はもちろん、予防にもなるため、妊娠中の便秘が気になる妊婦さんなどにもおすすめです。

甘酒を飲むおすすめのタイミングは?

甘酒は小腹が空いた時や、休憩時間、夕食後、いつ摂取しても健康・美容にうれしい効果を得られますが、毎日決まった時間に習慣化するのであれば、おすすめのタイミングは「朝」です。

甘酒は、短時間でエネルギーを補給することができ、朝に飲むことでその日1日の代謝を高く保つことができます。
ブドウ糖の働きによって身体が目覚めるため、朝から快適に行動ができますよ。

ダイエット効果・美肌効果・腸内環境改善など、美容と健康にうれしい効果が満載の甘酒。
酒粕からつくられているものと米麹からつくられているものがあり、米麹由来のものであれば、アルコールが含まれないため子供や妊婦の方でもいつでも飲むことができます。

1日1本、毎日の習慣にすることで、体の中から健やかな状態をつくりあげることができますよ。
美人づくりに欠かせない甘酒を、ライフスタイルに取り入れてみましょう。