腸育コンシェルジュのshihoです。
いくつになっても若々しく美しい女性は、白目もクリアで綺麗。
せっかくお肌のお手入れ、髪のお手入れを頑張っていても、白目がかすんでいたり、澱んだ色をしていると、見た目年齢も老けて見えてしまうものです。
目の印象はとても大事。
マスク生活だからこそ、余計に目の印象で第一印象が大きく変わります。
とはいえ、目の中は美容液を塗るわけにもいかないし、どうやってケアすれば良いの?という方も多いはず。
そこでおすすめなのが、目を明るくクリアな印象に導いてくれるハーブ「アイブライト」。
どのようなものなのか詳しく見てみましょう。
アイブライトとは?
「輝く目」という名前の通り、アイブライトは古くから目に良い植物とされている、ゴマノハグサ科のハーブの一種です。
和名は「セイヨウコゴメグサ」、「ヤクヨウコゴメグサ」といい、学名は「Euphrasia officinalis」といいます。
原産地はヨーロッパで、アジア西部や北アメリカでも見ることができます。
アイブライトの成分
アイブライトに含まれる主な成分は、アウクビンなどのイリドイド配糖体、ケルセチンやアピゲニン、タンニンなどのフラボノイド類があります。
・アウクビン
炎症を抑える作用をもつ成分。
結膜炎などの眼疾患の予防に効果的です。
・ケルセチン
ビタミンPとも呼ばれているポリフェノールの一種で、タマネギや、柑橘類に多く含まれる栄養素。
毛細血管の強化、血流の改善に効果的で、強力な抗酸化力を持っています。
目の充血や粘膜の炎症を改善し、疲れ目やアレルギーによる目のかゆみ、花粉症などに効果的なハーブです。
アイブライトの効果
◎眼精疲労を改善する効果
アイブライトは、眼精疲労の改善に効果的です。
アイブライトには収れん作用があるため、パソコンやスマホの使用などによる疲れ目を予防し、目の充血を改善させてくれる働きがあります。
肝臓と目は密接な関係にあるといわれており、肝機能が回復することで、目の機能も回復するといわれています。
アイブライトは、直接疲れ目に作用するだけでなく、肝臓を保護することで疲れ目を改善する働きもあると考えられています。
◎アレルギー症状の緩和
アイブライトに含まれるビタミンPの一種、ケルセチンは、ヒスタミンを抑制することで抗炎症作用を示す成分です。
ヒスタミンとは、かゆみや痛みの原因となる化学物質で、細胞内で合成されます。外部からの刺激によって、このヒスタミンが放出されることで、アレルギーの原因物質となり、目のかゆみなどが現れます。
アイブライトに含まれるケルセチンは、ヒスタミンの放出を抑制する働きがあるため、アレルギー症状を抑制・緩和する効果があるといえます。
◎糖尿病を予防する効果
アイブライトは、糖尿病の予防効果も期待できます。
糖尿病ラットにアイブライト葉部抽出物を投与すると、血糖値上昇が抑制されたという研究結果も報告されています。
アイブライトの摂取方法は?
小見出し ハーブティーとして
アイブライトは、ハーブティーとして摂取するのが一般的。
お湯を注いだカップに小さじ1杯ほどのアイブライトを入れ、10分ほど抽出して飲みます。さわやかですっきりとした味わいなので、クセがなく飲みやすいのもうれしいポイント。
目の疲れ、充血を取り、クリアに保ちたい方は日常的に、風邪やアレルギー症状があるとき、花粉症の時期にはとくに積極的に摂取してみましょう。
ハイビスカスやレモングラスなどとブレンドして飲むのもおすすめです。
目の洗浄液として
目にかゆみや充血があるとき、目のかすみが気になる時には、アイブライトのハーブティーを洗浄液として使用し、直接目を洗うのも有効的です。
手順
①アイブライトのハーブティーが冷めるまで待ち、コーヒーフィルターで濾し、茶葉のない抽出液を作る。
②清潔な目元用カップに入れ、片目ずつ浸して洗眼。
ハーブティーを飲むついでに目を洗えば、面倒な手順はなく簡単に目のケアができますよ。
余った液は冷蔵庫で保管し、2日以内に使い切りましょう。
疲れ目のケアとして、タオルやガーゼに浸して目の上に湿布する方法もおすすめです。
お風呂上がりや寝る前など、目元を清潔な状態に整えてから行いましょう。
サプリメントで摂取
ハーブティーが苦手という方や、もっと手軽にアイケアをしたいという方は、サプリメントで摂取する方法も。
・Nature’s Way/アイブライトハーバルブレンド
さまざまなサプリメントが登場しているので、チェックしてみましょう。
眼精疲労や目の充血などに効果的なハーブ、アイブライト。
ハーブティーやサプリメントで手軽に摂取できるので、だれでも簡単にアイケアができますよ。
クリアな目元で見た目の印象をアップデートしましょう。