「BIJIN+」の第四弾の対談は、中村里帆さんへのインタビューです。

ファッションモデル・女優としてご活躍中の中村里帆さんは、中学生のときに雑誌オーディションのグランプリに輝き、『ニコラ』専属モデル「ニコモ」としてファッションモデルデビュー。
その後、『Ray』史上最年少の専属モデルに抜擢され、アパレルブランドのイメージモデルや、数々のドラマにも出演。2023年放送予定の連続テレビ小説『らんまん』のNHK朝ドラ初出演が決定されるなど、さらに女優としても大注目です。

今回は、幅広い世代から好感度の高い中村里帆さんに、天真爛漫で愛くるしい魅力や美しさをはじめ、気になるファッションや美容、お仕事についてお伺いしました。

ティーン誌4冊愛読で磨かれた感性と素質で『ニコラ』専属モデルに

interview05_contents_02

編集部:小学生の頃からファッションに興味があったとのことですが、そのきっかけは?

中村さん:毎月ファッション誌4冊(『ニコラ』、『ラブベリー』、『プチレモン』、『ニコプチ』)を買っていたので、そこで可愛い女の子を見ているうちに自然とファッションに興味を持ち始めていました。
それに母が私にオシャレをさせるのが好きだったので、その影響もあったのかなぁと思います。

編集部:4冊も!ティーンのファッション雑誌をコンプリートされていらっしゃいますね。モデルを意識し始めたのもそのときですか?

中村さん:最初は各雑誌に推しのモデルさんがいて、ただ憧れているだけだったんですけど、そのうちに特に憧れの飯豊まりえさんに会いたいという一心で『ニコラ』に応募しました。

編集部:それで「第17回ニコラモデルオーディション」で見事グランプリを獲得されたんですね。たくさんのファッション誌を読んで養われた感性や、モデルとしての素質の成果ですね!
「ニコモ」の活動では、今の中村さんを形成する美意識などの影響はありましたか?

中村さん:結構ずぼらな性格なので、モデルをやっていなければ、相当なおさぼり女子になっていたんじゃないでしょうか(笑)。
中学生になってからは、周りにはルックスが完璧だなと思えるモデル仲間たちがいたこともあって、自分をもっと磨いて可愛くみせるためにファッションやメイクも覚えました。この仕事をしていなければ、ここまで興味を持つこともなかったんじゃないかと思います。

モデル&女優オーラ放出!デイリーユースはデニムONデニム

編集部:今までファッションモデルをしてきた中村さんにとって、ファッションへの想いは?

中村さん:実はつい最近まで他のモデルさんよりも、まだまだ服への関心が薄かったなと気づいたんです。洋服よりも美味しいものを食べることへの投資の方が大きかったんです。でも今はデニムにハマっていて、そこからこだわりをもって洋服を選ぶようになりました。これから自分らしいファッションを見つけていきたいなぁと思っています。

編集部:食べることの方にコストをかけていたのは意外です。デニムにハマっているとは?

中村さん:昔からデニムを上下セットアップで着る人に憧れがあって、この前は「LEVI’Sリーバイス®」の前を通ったらマネキンがそれ(上下セットアップ)をやってたんですよ。だからそのままマネキンのコーデ買いをしちゃいました(笑)。

編集部:マネキンごと……! デニムの上下セットアップってモデルさんが着こなすと洗練されてとってもカッコいいですよね。でも身長が高くてスタイル良くないとバランス的に難しそうなイメージです。

中村さん:そんなことはないです。スタイル関係なくインナーを変えるだけでバランスがとりやすいのがセットアップですよね。最近は、ドラマの現場にもデニムONデニムの格好で結構行っているので、周りからはデニム人間だと思われるほどハマってます。

編集部:中村さんのデニムONデニムは、Instagramでも拝見しました。いろんなバリエーションで着こなされていてオーラがあるしオシャレだしマネしたくなります。

プチプラからハンドメイドアクセサリーに大人なシフトチェンジ

編集部:そのほかファッションアイテムでいえば、中村さんは趣味がアクセサリー集めとのことですよね。

中村さん:はい、ハンドメイドのアクセサリー作家「kamiさん」のイヤリングを先日購入してからハンドメイドのものに興味を持つようになりました。
もともと私は物を失くしちゃうタイプなので、今までは300円くらいのプチプラ系を買っては失くしてはまた買ってを繰り返していたんですけど、ハンドメイドは初めて買った高価なアクセサリーで。世界に一つしかないものですし、とても細かく繊細に作られている素敵なものなので、大切に使っていきたいという気持ちになります。

編集部:ハンドメイドアクセサリーって一点物ばかりですし貴重ですよね。先ほどイヤリングっておっしゃってましたが、ピアスではないんですね。

中村さん:そうなんです。耳に穴を開けていなくて、イヤリングだから落としちゃう。だからイヤリングにお金をかけるなんてと躊躇っていたんですけど、ハンドメイドのイヤリングを見た瞬間「1万円でも買おう」って思えたんです。

編集部:キラキラして大き目なアクセサリーもお持ちですが、コーデのポイントにもなって可愛いですよね。

以上、今回は中村里帆さんがティーンからファッションモデルとしてスタートした経緯や、ますます磨かれている現在進行形のファッションについてインタビューしました。
続いては、赤ちゃんのようなツルスベ肌やスタイル維持の秘訣を教えていただきます。

BIJIN+インタビュー写真集

撮影:大童鉄平
ヘアメイク:川嵜瞳
衣装協力:ABITOKYO