モデル・ポージング講師の中居よさのです。
美人育児は、「娘(子供)を、将来的に美人にするための育児」です。

「寝る子は育つ」、昔から使われるこの言葉。
人間にとって睡眠は、生きていくために必要なものです。
けれども「世界一睡眠不足の国」と言われる現代の日本。
私たち大人の多くにとっても、十分な睡眠を取ることが難しい現代の生活スタイルは、子供の睡眠時間も減らしています。
睡眠は、健康はもちろん美容の向上や維持になくてはならない要素。

「美人育児」においても睡眠はとても重要です。

以前の記事で「美人はないものではなくあるものに目を向ける」という美人思考について書きました。

今回は睡眠をテーマに
「ないもの」=「睡眠の量」ではなく「あるもの」=「睡眠の質」

睡眠を質を上げることで子供の健康を守り、将来の美人をサポートするおやすみ法「美人育児式 最高の睡眠」を全3回でご紹介したいと思います。

睡眠は人間にどんな影響をあたえているの?美人育児は子供の「なぜ?」に答えることが出来ての育児

「質の高い睡眠」の話の前にまず、睡眠はなぜ人間にとって必要で、なぜ美へとつながるのか皆さんご存じでしょうか?

「睡眠は大切」=「寝る子は育つ」の答えでは足りません。
子供に「なぜ?」と聞かれたときに、自分なりに答えられることが必要です。

「なぜ?」に答えてくれない大人。
「そういうものだから。」「みんなそうしてるでしょ。」
こういう答えに悲しい思いをした経験はありませんか?

子供は庇護しなければならない存在ですが、同事に対等な存在です。

ですので、たとえば睡眠に関してであれば
「なぜ寝ることは大切なのか?」
「なぜ寝ることで美人になれるのか?」

その知識を、私たちは学んでいる必要があります。

「美人育児」は正しい知識と信念がなければ出来ません。

ではなぜ睡眠は大切なのでしょうか?
ここからは「睡眠が健康と美容にもたらすメリット」を具体的にご説明致します。

知っておきたい睡眠がもたらす健康と美容への影響6選

1. 身体の疲労回復

人間は起きているとき、交感神経が優位です。
脳が活性化し、血糖値や脈も上がり、積極的に動き回る事ができる身体になっています。
しかしながらこれを延々と続けてしまうことは出来ません。
疲労は蓄積されていきます。

そこで眠ります。
眠ると、副交感神経が優位になります。
そうすると、血圧や脈は落ち着いてきます。
身体の一部だけを休ませるのではなく、全体を休養させるので、疲れの自覚症状がない部分に対してもアプローチは行われます。

こうやって起きているときの疲労から身体を回復させ、明日の準備状態を整えるのが睡眠の代表的な効果です。

2. 成長ホルモンの分泌を促す

睡眠中には成長ホルモンが多く分泌されます。
成長ホルモンの役割は、身体の成長や細胞の修復、代謝調節などを促すことです。
細胞の修復も担っているため、成長ホルモンはアンチエイジングホルモンともいえます。
また代謝調節を促すことで、肌のターンオーバーの促進、肌の水分量を増やし潤いのある肌作り、肌ツヤの改善など美肌作りにも大きく影響します。
寝る子は育つの基本はこの成長ホルモンのことなのです!

3. 記憶の定着と整理

寝ている間、脳はその日に起きたこと、覚えたことの記憶の整理を行っています。
またその定着もしているので、実は勉強に睡眠は必須なのです。
とくに子供は、この記憶の定着と整理を繰り返して成長していく時期。
寝る子は賢くなる、とも言えるでしょう。

4. 免疫力の向上

睡眠が取れていないと、ホルモンのバランスが崩れ、免疫機能の働きが悪くなってしまいます
寝ないと病気にかかりやすくなるのはこのためです。
免疫力の向上に睡眠は欠かせません。

5. 太りにくい身体作り

睡眠不足は食欲増進ホルモンを増加させ、食欲を抑制するホルモンを低下させます。
つまり睡眠不足は食欲増進をもたらします。
眠ることでこのホルモンのバランスは安定しますので、太りにくい身体作りに睡眠は効果的です

6. 精神の安定

眠りは、不安感やストレスを軽減させます。
ついネガティブに物事を考えてしまいがちなときは、睡眠不足が原因かもしれません。
不安の原因を突き止めて解消することも大切ですが、一度睡眠をきちんととって、頭と身体、気持ちをリセットすることも大切です。

いかがでしたでしょう?
睡眠が健康と美容にもたらす影響はこんなにも多いのです。

今回は睡眠の健康と美容への重要性、それを子供に聞かれたときに答えられる知識をご紹介しました。
次回はいよいよ「睡眠の質を上げる方法」。
それが出来るとどんな効果が生まれるのか、実際の体験をふまえご案内したいと思います。

日中の幸せホルモンを増やし、夜間の成長ホルモンにバトンを渡すことで睡眠の質は上がる

良質な睡眠とは
「セロトニンが日中に増え、夜の間にしっかりとメラトニンが分泌される睡眠」
です。

睡眠の質を決めているのは、成長ホルモン「メラトニン」です。
そのメラトニンの原材料は、神経伝達物質の「セロトニン」
セロトニンは幸せホルモンとしても有名ですね。

この2つホルモンの昼夜のバトンリレーがうまくいくことが、良質な睡眠習慣です。

幸せホルモン「セロトニン」と成長ホルモン「メラトニン」のバトンリレーがうまくいくようになると、いろいろな変化が身体に起きます。


実際、実践した私たち親子の場合、こんな変化がありました。

・眠りにつきやすい
・夜中に目が覚めてしまうことが少なくなる
・寝覚めが良い
・筋肉痛やコリが少ない
・肌のコンディションが良い
・唇の色が明るくなる
・基礎体温が上がる
・体脂肪の管理がしやすい

実感によって「睡眠」は「美人育児」における最も大切な要素の1つとなりました。

人間は人生の3分の1を眠って過ごすといいます。
疲労回復と美容に効果のある「質の高い睡眠」を習慣化することは、人生の3分の1の時間を「質の高い時間」に変えることです。

子供でも大人でも、「質の高い睡眠」習慣化させるのに最適な3つのコツ

1. 起床後すぐに目に日光を入れる。

これにより、睡眠ホルモンである「メラトニン」の放出はいったん押さえられ、今夜の睡眠予約状態が始まります。
朝の時点で夜の睡眠の予約を既に準備しておくのです。

2. 日中はなるべく、適度な運動をする

適度な運動を行うことで幸せホルモン「セロトニン」の分泌は促されます。
セロトニン(幸せホルモン)はメラトニン(成長ホルモン)の原材料。
質の高い睡眠の原材料を日中に蓄えましょう。

3. 寝室環境を整える

眠りにつこうとしている身体に不必要な刺激を与えない環境を作りが大切です。
スマホやPCのブルーライトは人を覚醒させてしまうため、寝る1時間前からは使用を避けましょう。
また、寝室の光や気温、湿度を調整は深い眠りを可能としますし、心地よさを感じる寝具は睡眠をサポートする強い味方です。

睡眠は、現代の日本の生活スタイルにおける大きな課題です。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回「美人育児」で紹介させて頂いた「美人育児式 最高の睡眠」は子供だけでなく、大人にも実践して頂きたい内容でした。
家庭内における生活習慣は、大人の改善なくして、子供の改善はありえません。

前回は睡眠の健康と美容への重要性、それを子供に聞かれたときに答えられる知識をご紹介しました。
次回はいよいよ「睡眠の質を上げる具体的方法」にも触れます。
その理論、そしてそれが出来るとどんな効果が生まれるのか、実際の体験をふまえご案内していきたいと思います。

【おすすめ図書】
『スタンフォード式 最高の睡眠』
(著:西野精治)