常に沢山の予定と時間に追われているワーママは、スケジュール管理がとても重要。
仕事のスケジュールだけでなく子どもの用事、家族の予定まで把握しておかないと、家を回すことは難しいですよね。

私は今までデジタル派だったのですが、周りからアナログ手帳の使いやすさを教えてもらい使い始めてから、今まで忘れがちだった自分の美容ケアの予定も忘れなくなりました。

そこで今回は、筆者自身の体験のほか、身近なワーママたちやSNSなどでリサーチした手帳活用術をご紹介します。
各ページの使い方から、注目の手帳までまとめてみました。
ぜひチェックしてみてください。

アナログ手帳のメリット

アナログ手帳のメリットはずばり、自分のわかりやすいように「自由」に情報をまとめられること。
アプリは多くの人が使いやすいように作られてはいますが、「ここがこうだったらいいのに…」と思う部分がありますよね。

アナログ手帳は、直観的に書き込むことができるので、自分自身が見やすく、管理しやすいのがポイントです。
好きな文具を使って、好きな色で書き込むのもテンションが上がりますね。

手帳の使い方

具体的に、ワーママはどのように自分と家族のスケジュールを管理しているのでしょうか。
スケジュール帳のページ別に、使い方のアイデアをご紹介します。

①年間スケジュールページ

年間スケジュールページは、大きなイベントを書くのが基本。

・親族の集まり(法事やお祝い事など)
・子どもの保育園や学校の行事
・家族や友人、親せきの誕生日 など

筆者も子どもの保育園の年間スケジュール表が来たら、とりあえず書き写すようにしています。
有休をとる必要がある日などは、特に目立つようにしておくことで、あらかじめ把握しておくことができますよ。

前後の月も含めて一覧で見ることができますし、そこから必要ならマンスリーページに書き写すといいですね。

②マンスリーページ

1ヶ月のカレンダーが見開きになっているマンスリーページ。
その月の予定が一目でわかる便利なページです。

こちらには、家族全員の予定、仕事のスケジュール、子どもの予定などを、まとめて記入している人が多いよう。
夫や自分の出張の予定、子どもの通院の予定、保育園でのイベントなど大まかな予定を書き込みます。
筆者は保育園児の子どものお布団のお持ち帰り日や、引き渡し避難訓練日、土曜保育の有無なども書いています。

1日のマスの中をざっくりと3段に分け、上から「自分」「夫」「子ども」と、順番を決めて予定を記入する、という技が見やすくておすすめです。

こちらは『マークス』の「ノートブックカレンダー」。
12枚のカレンダーがノートになっている、シンプルな手帳です。

1日のマスが4行に分けられているので、1行目は自分、2行目は夫、3行目は長女、4行目は長男のように分けて予定を記入できます。
すでに行があるので書き分けしやすく、色分けすればさらにわかりやすくなりますね。

こちらは『LACONIC』の「バンクブックスタイル・マンスリー」。
横線が引いてあり、さらにマス目が縦長なので、沢山書き込みたい方におすすめです。

私は先輩ワーママから教えていただいた方法で、月初めにマンスリーページの空いている部分に、その月にやりたい美容や自分のケアのTODOをかいています。
美容室やネイルサロン、ホワイトニングやパーソナルなどの定期的な美容ケアや、歯医者などの通院も、優先順位をつけて書いておくことで、ふと時間が空いた時に何をしたかったのかがすぐに思い出せます。

「今月美容院行きたかったのに忘れていた…」ということがなくなりました。
都合がつかずTODOが消化できないときもありますが、その場合はまた来月のマンスリーに繰り越して書いておけば、来月の予定に組み込むことができます。

②ウィークリー

ウィークリーは、仕事の予定や家のTODOを書きます。
変則勤務や出張の予定などはマンスリーですが、出社してからの予定など、仕事の細かい予定やTODOはウィークリーに書くのがおすすめ。

また、空いているスペースを家のTODOリストとして使っている方も多いようです。
子ども関係や家の提出書類の期限なども書いておくと安心ですね。

『SUNNY』手帳は、ウィークリーページの上半分が1週間分の縦軸、下半分が方眼のフリースペースになっています。
仕事と家庭、両方のTODOを書き込めるくらい、沢山のスペースがあります。
時間軸がないからこそ、自分で好きに区切ることができますよ。

③デイリー

外回りや会議など、時間がきまっている予定が多い方にはデイリーのあるものがおすすめです。
また、ウィークリーを家庭用にして、デイリーを完璧に仕事用にするという方も。

持ち歩きを重視する方は、デイリーページがない軽いものを使っている方も多い印象です。

まだまだある!ワーママが使いやすい手帳

『予定がパパッと見やすいママの手帳 Family Diary 2025』は、ママのための機能が盛りだくさん。

家族のスケジュールが見開きで見られる「ファミリースケジュール」や、大きく見やすいマンスリー、1週間のルーティン表や家事分担リスト、1年間の段取り表まで「あったら便利だな」と思うページばかりです。
ページの通りに埋めていくだけで、見やすい手帳ができあがりますよ。

『無印良品』の「一覧できるスケジュール帳・マンスリー/デイリー・2024年12月始まり」は、マンスリーを見ながらデイリーのスケジュールを書くことができます。
日々スケジュールが沢山で、1日の予定を整理したい方には使いやすい手帳です。

1日のスペースが大きいので、仕事の細かいTODOも書くことができますね。

手帳を活用して、仕事も育児も美容もあきらめない

働くママたちの手帳活用術についてご紹介しました。
様々な手帳が出ており、使い方によっては自分や家族の予定すべてを1冊で管理できます。

これなら忘れることも少なくなり、日々の忙しさもスケジュールが可視化できることで、余裕を持って過ごすことができるかも。
自分に合ったページの使い方や、手帳を探してみてくださいね。